高松高校合格専門国語EQZ、塾長です。
7月19日(日)に保護者対象の説明会を開催します。「お子さんの読む力、読解力、理解力、国語力等に関心のある方」にはお越しいただきたいと思います。
3密にはなりません。十分な配慮を行っております。
大学入試改革での読解力
いよいよ2021年1月の国公立の大学入試は、共通テストになります。英語の資格取得を問わない、記述問題は出題しない等の発表がありましたが、その他にも重要なことはあるのです。それも、保護者対象説明会にてお話します。
最重要事項を簡単に述べておきますと、
◆読解力のない子は何もできない
です。私が国語塾の先生だから言っているわけではありません。どのサイトを見ても読解力の重要性を解説しているはずです。多くの人がそう感じるということは、それが正解なのです。読解力は欠かせないのです。読解力があることが前提なのです。
ところが、高校生になってからでは読解力は伸びない、という研究結果が出ています。
危機だと思う
脅しでも何でもないのです。ほとんどの中学生の読解力は危機的状況ですよ。
当塾は、高松高校・高松一高に70%以上の塾生が合格・進学しますが、そういった上位の子たちでも、読解力は危機的状況です。読めていないのです。読めていない子は、私の感覚では中学生全体の中で控えめに見て95%ぐらいになると思います。本当はもっと多いと思いますが。
読めないのにそういった上位校に受かってしまう入試問題もちょっと問題はあるのですが、それは一旦置いておいて……。書かれている文章を丁寧に読み、意味を理解し、問いに対して正しく答えられる、言ってみればたったこれだけのことなのですが、それはまずできません。
授業に来てくれれば、お子さんたちが「ちゃんと読むことができない」ということを私が証明できるはずです。ほぼ間違いなく読めていません。そう捉えた方が良いですよ。
ここで考えるべきことは、大きく分けて二つです。
◆なぜできないのか?
◆ではどうすれば良いのか?
です。
だからお伝えするのです
◆なぜできないのか?
読解力がついていない原因を大きく分けて5つほどお伝えします。そのうち、私が対処するしかないことに関しては一旦置いておきます。
読解力がない原因の中でいくつか、家庭の中で起こっている原因をお伝えします。別に親御さんが悪いと責めるわけではありません。意識しないまま読解力をつける場面を失ってしまった、或いは、読解力がつかないことに気付かなかった、というの主な理由です。
恐らく「今まで誰からも指摘されたことのないこと」だと思います。でも、私は、間違いなく読解ができない原因になっていることに気付いています。
◆ではどうすれば良いのか?
原因が分かったら、次は、どうするの? という具体策です。有効な具体的対処方法をお伝えします。
その具体的対処方法は、言って見れば当たり前のことではあるのです。スペシャルなことではありません。当たり前のことをコツコツと続けることに価値があるのです。
きっかけをつかむ
説明会はきっかけです。
結局、こういうきっかけをつかむことができるか否かですよね。そこが分かれ道です。
保護者説明会でお話することは、「もっと本を読みましょう」「もっと努力しましょう」みたいなありふれた内容、抽象的な内容、精神論的な内容ではありません。私はそういうのが嫌いなので。
きっかけを生かす
以前に参加して下さったご家庭では、すでに実践して下さっているみたいです。以下、参加して下さった皆さんのご感想です。
◆納得しました。今年は受験生なので、先生のお話を聞きながら焦ってしまいました。
◆お話とても考えさせられるものばかりでした。
◆子供に当てはまる事が多かったので、危機感を持ちました。
◆改めて言葉の大切さに気がつかされました。
◆「まだ、間に合います。」の言葉に勇気をいただけました。
◆有益な情報をたくさん頂きありがとうございました。
◆画像を見ながら子どもと話しました。家族会議のような仰々しいものではありませんが、夫を交えてこれからの教育について話すきっかけとなりとても良かったと思います。会場もご配慮頂きありがとうございました。
◆目からうろこでした。国語が苦手な理由がよくわかりました。
◆具体策、有難うございました。実行していきたいと思います。
◆ちょっと光が見えた気がします。家族で話し合う時間を取りたいと思います。
お話したことを元に実践に移していただいているようでうれしい限りです。
皆さんも、説明会でお話することをきっかけにして、まずお子さんの国語力に関して考える機会を持つ、そして、私が提示する具体的対処を参考にして家庭でできることを実践していくことをお勧めします。