高松市国語塾EQZ塾長です。

毒入り読書・・・穏やかではありませんね。

 

 

小学生対象の教養読書の会では、自分の好きな本を書棚からとってきます。

それを元にまずは読書タイムです。

 

選んだ本に、僕の方からケチをつけることは基本的にはありません。それは、子どもたちが自分の意思で読みたいと思った本なので、それは尊重してあげたいわけですね。

学年に照らし合わせて、簡単すぎたり難しすぎたりする場合は、変更を促すことはありますが、それでも、本人が熱望すればそれで良しとしています。

 

 

生徒はウキウキワクワクしながら集中して読み始めます。

 

 

一定時間、読書したら、本の中の意味が分からない言葉を書きだしていってもらうのです。

 

生徒はかなり集中しているわけです。微動だにせず読み耽っていますが、一旦、読書をストップしてもらわなければならないんですよね。

こんなに集中して楽しんで読んでいるのに、ストップして、言葉調べというメニューに移ってもらわなければならない。

 

気の毒だな・・・と思うわけです。

 

毒はここにありました。

 

木の毒ならぬ、気の毒です。

 

読書の途中に「気の毒だな」という気持ちがが入るのです。

で、毒入り読書と。

 

いやー集中しているところ、恐れ入りますが、ちょっと読むのをストップして、言葉調べをやってもらえませんかね? あー、お楽しみ中、申し訳ないですね。こっちもね、都合があって、読むだけで終わらせるというわけにもいかなくってね。本当は、続けて読んでほしいとは思うんですけどね。

 

読むだけで終わらせてあげたい気もあるんですが、それだけで終わるとさすがに「授業が読書だけとは一体何事だ!」というお叱りを親御さんから受けるかもしれません。

ですので、次のメニューに移ってもらうわけです。

 

要は、大人の事情っていうやつですか・・・。

 

 

読書後のメニューとは一体何か?

 

まず、言葉調べをします。

本の中には必ずと言って良いほど、意味が分からない言葉があります。丁寧に読めば読むほど出てくるはずです。

 

以下、リアルノートです。生徒本人の筆跡は消してあります。赤は塾長が書いたものです。

語彙力は少ないんですよ。ほとんどの子は。

 

お子さんの語彙力の無さ、気付いていますか?

 

僕はそれを理解しています。だから、丁寧に言葉を調べて例文も調べて、例文が載っていなければ自分例文を作って。それを全て塾長がチェックする。尚且つ、お家では音読してもらう。そういった地道な学習を進めているのです。

 

これの価値、分かりますか?

 

そんなの大事なこと?と思う人は、この先も読む必要はありません。ちょっと世界が違うので。

 

 

こういった学習をしない子は、一体どこで言葉を獲得していくのでしょう?

この点を深く深く考えてほしいと思います。

 

 

 

言葉調べが終わったら記述系です。

 

本を読んで学んだこと考えたことを書いていってもらいます。要約もしていってもらいます。

 

ペタっとシールを貼って・・・。

以下、生徒が本を読んで学んだこと考えたことを書いてくれたリアルな文章です。

 

 

ミカンの生産量は十四万四千二百トンで和歌山県が一位です。
中部の有田市、有田川町、広川町などを 中心にミカンの栽培が盛んです。日当たりと水はけの良い山の斜面に石垣を積み、階段のようになった段々畑でミカンの栽培が行われるそうです。
なんと、山という山の大部分がミカン畑になっているほどだそうです。
しかし20年前は愛媛県が1位で二十五万四百トン、和歌山県が二十二万五千トンで2位でした。
なぜ生産量が多い年 と少ない年があるのでしょうか?
その理由は「木も働きすぎると疲れるから」です。
果物の栽培で、実かよくつく年とつかない年か一年おきに交互にくり返すことを「かくねんけっか」というそうです。
果物にはつく年とつかない年かあると初めて知り、びっくりしました。それに、柿や栗もこのような現象が見られるそうです。
実がたくさんとれる年は、光合成で作られたり、根から吸収されたりした養分の多くが実を大きく美味しくするために使われます。これで木が疲れ、次の年には不作になってしまうようです。
実がたくさんなる年はおもて年、不作の年はうら年と言われています。ミカンは、この二つを交互にくり返しています。
このようなたくさんとれる年と不作の年があるのに「ミカンを作る人たちはあきらめずに作っていてすごいなぁ」と思いました。
ちなみに、和歌山県でに引き続き、2位の愛媛県ではミカンだけでなくジュースの加工品の製造も盛んだそうです。

EQZの小学5年生記述

 

これに対して、僕の方からは、

水はけとは何か?

輪作とは何か?

という説明をしました。

 

できる限り、生徒が興味を持ったことにプラスしてお話をしてあげようと思っているわけです。

 

そういったことが、「読解の土台」になるわけですのでね。

 

ここまでが、当塾の小学生に対して指導している教養読書の会のメニューです。

 

 

 

教養読書のメニューが終われば、その後、普通の読解問題集、時間によっては語句の問題も行ないます。いわゆる「普通の国語の学習メニュー」ですね。

 

但し、他の塾と完璧に違う点は、一人一人、1文1文丁寧に見ていくことです。

 

生徒には丁寧に解きなさい、と常時言っているわけです。

だから、見る側(塾長)も一生懸命書いた生徒に敬意をもって丁寧に見るわけです。

 

当たり前の話ですよね?

特別なことなんか全然していません。

 

 

あ、いや、某大手塾は次のような指導をしているらしいので、それから見たら特別感はあるかもしれません。

 

 

これにお金払っているんですか?

 

 

 

こういうことを毎週毎週、地道に繰り返しているわけです。

 

圧倒的でしょう?

 

と思うのですが、それに価値を感じない人がいても不思議ではありません。

別に構いません。

 

この一連の価値をちゃんとわかる方だけが来てくれれば良いですから。

 

成績は良いのか?

まあ、こういう土台を作っていけば普通のテストなんかは余裕かと思います。

 

あ、尚、普段言っておりませんが、教養読書の会の子で全国1位獲得した子もいますよ。

もちろん、100%本人の努力の結果です。

 

 

僕がずっと唱えている、国語ができない5つの要因、及び、それを克服するための具体策、説明会でお話しております。それを聞いていただければ、何をしようとしているのか、どんな裏があるのか、明確にわかると思います。

 

純粋に、国語ができるようになってね、そうすれば後々楽な人生になるよ、というつもりでお話しております。

12月18日(日)14:00~16:00で開催です。お越しください。

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」3月開催