高松国語塾EQZ塾長です。
今回は、書籍のご紹介です。塾生の約3分の2が高松高校に合格進学する塾の塾長が言うことですので、信頼していただけるかと思います。
小学生のうち、或いは、まだ受験学年でないうちに、言葉の数を増やしていくための書籍です。
ぴったりことば さがしブック
これお勧めしておきます。1家に1冊どうぞ。小学生はもちろんのこと、中学生でも十分使えますよ。
辞書代わり
タイトル部分に「10才までに覚えておきたい」とありますが、本当に10才まで覚えてしまえば、もう天才的ですよ。
僕も読みながら「あーなるほどね」と感心することしばしば……。
とは言え、「読み物」ではありません。言わば、「辞書代わり」でしょうか。
使い方
読み物ではないので、ある程度の時間で集中して読むものではありません。むしろ、隙間時間の活用に良いと思います。5分あれば見開き2ページを読むことができます。
◆いつでも手にとれる場所に置いておく。
◆5分あれば開く習慣をつける。例えば、ご飯を食べたら5分だけ、この本を開くとか。
◆適当にパッと開く。どうせ順番にやっていても途中で分からなくなったりします。目的は、語彙力の増強です。前から順番にしなければいけない理由はありません。
◆2ページ分に出ている言葉を、音読していく。言葉だけでなく、そこに出ている例文も音読する。
◆意味が分からなければ親御さんに尋ねる。
◆できれば2回3回繰り返して読む。
のような使い方が良いかと思います。
本当のことを言えば、「書くこと」「読むこと」両方できれば良いのですが、大げさになってしまい、続かなくなる可能性もあります。ですので、「読むだけ」でも良いです。
口で覚える
音読は、日頃から生徒にも勧めています。「口でも覚えなさいよ」と。
考えてみれば、新しい言葉というのは、机上だけでなく、口頭で使い始めることは多いですよね。人が使っている言葉を耳で聞いて、それをそのまま口に出してみて覚えることも多いはずです。読んでいる最中に出てきた新しい言葉も、なじませるために小さく呟いていることも多いと思います。
つまり、口で覚えているのです。
読みながら発音すれば、その音声は耳に届きます。目から口から耳から情報が入ってくるのです。一石三鳥ですね。
言葉の数が少ないと、どんな悲惨な結果になるのか、保護者説明会でもお伝えしております。
中身を少しだけ
以下、中身を少しだけ掲載しておきますね。