文字数の呪縛

高松高校合格専門国語塾EQZ、塾長です。

国語の問題の中に記述問題というのがあります。苦手にしている人も多いかもしれません。この記述問題、特に長めの記述問題に関してのお話です。



文字数が少な過ぎる

以下、もちろんのこと、指導すべきことはその生徒の状況にもよりますが、記述問題が苦手で上手く書けないという子の場合としましょう。まず写真をご覧ください。

40字以内で書け、という問題です。そんなに長いわけでもありません。例えば、青色の部分が生徒が書いた回答の部分だとしましょう。25文字程度しか書けていません。これは〇なのか×なのか。

塾によって、指導者によって、文字数が足りないから×とすぐに判断してしまう場合があるようです。僕はどう判断するかと言えば、「まず趣旨があっているか否か」の判断をします。これが最優先です。問いに対して正しい方向性の回答が書けていれば、その子は、本文の読解設問の読解はできているということです。これが何よりも大事です。

ですので、(練習の場ではですが)趣旨があっていれば、文字数が足りなくても〇にします。

僕の中では当然のことです。言ってみれば文字数なんかどうでも良いのです。何よりも「正しく考えられているか」が重要なのです。

思考の正しさが最優先って当り前の話ではありませんかね?



文字数縛り

「文字数なんかどうでも良い」と言いました。テスト本番では当然文字数の規定を満たすことは必要です。それは後でやれば良いのです。また、後でできる方法もあるのです。

文字数の調整は後でもできるし優先順位としては三番目なのです。一番目は当然、趣旨があっているか否かです。

ところが記述問題が苦手な子は、文字数が目に入ってしまい、それに縛られしまいます。文字数ばかりに神経をとられてしまい、趣旨が疎かになります。酷い場合は、文字数があわないからと言って、「最も肝心なこと」を省いてしまうことです。

いや、酷い場合だけではありません。多くの生徒が文字数に気をとられるあまり、必ず言わなくてはならないことを言わないままになってしまっています。

「文字数は後で調整できるから、まずは趣旨を捉えなさい」と指導者が言ってあげれば済むのにね。



〇にできる裏付け

そこら辺にある普通の塾では、40文字の指定に対して25文字で〇にはしないだろうと思います。パッと見た瞬間、文字数が足りていないのが明らかだから×にしやすいのでしょうね。そして書き直しを命じたりして、文字数がそこそこ良さそうなら初めて中身を確認すると。

全く逆ですよね。大事なのは趣旨です。つまり「内容を捉えているか否か」です。

僕は、趣旨があっていれば文字数関係なく〇にしますし、その後、文字数調整をして行く方法を伝えて、テストでも〇をとれるだけの回答に仕上げていきます。

つまり、テストでの〇に仕上げていく過程を知っているからこそできるわけです。

趣旨はあっている。完全な〇にするためにあと必要なのは、単に文字数だけなのか、言葉の使い方なのか、文の作り方なのか、抜けがあるのか等……を一人ひとりの答案の状況一人ひとりの能力に応じて伝えます。

と偉そうに言いますが、当り前の話ですよね? 他の塾と当り前のレベルが違うことは言うまでもないですが。

 

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