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高松市個別国語塾EQZ、塾長です。

このサイトをご覧いただいてもお分かりかと思いますが、僕はまあ理屈っぽい人間なわけです。そういう人間が国語を教えるとなるとどうなるのか?

 

 

昔、勤めていた塾でも、国語の指導って、先生の都合の良いように解釈して指導していたりするわけなんですね。

 

つまり「この場合は~~と考える」というフレーズが出てくるのです。

 

設問と解答を照らし合わせて、その解答に沿うように解説をして行くというパターンです。

「この場合は、もう少し文字数が多い方が良い」

「この場合は、そこまで書かなくても良い」等々、

 

やたらと「この場合」=「この設問では」という「その場しのぎの説明」が入ったりするということですね。

 

そういうのが気持ち悪いんですよね、僕は。

結局、一貫性がないと感じるわけです。

 

解答例に書いてあることをベースにするからそうなるんだと思います。

 

僕には、先生自身が解釈できていないんだろうなと感じられますし、そんな一貫性のない、出たとこ勝負的な説明では、解く側(生徒側)も混乱するだろう、と感じるんですね。

 

理屈っぽいからすぐにそういうことを考えるのかもしれません。

 

でも、生徒からすれば、「こういう時はこのルールで解けばよい」と分かっている方が解きやすくないでしょうか?

 

それが、「読解問題の解き方のルール」を作り上げていこうと思ったきっかけですね。で、調べてみると、やはり同じようなことを考えている人はいるもので、書籍もそこそこ出版されていました。

 

それらの書籍も参考にしますが、基本的には僕自身の経験をベースにルールを作り上げていったわけです。

 

 

僕は、読解問題を解くときのルールを提示しています。

ルールですから、それを使えば「誰でも」「どんな問題でも」それに従っていけば、正解になることを目指していったわけです。

 

この記事のタイトルにある、再現性というやつですね。システムと言えば大げさになってしまいますが、それに近いものだと思っています。

 

交通ルールというものがあります。そのルールを守っていれば、誰でもどこでも安全に行き来ができる、ということです。再現性があるということです。ある都市では通じるけど、ある都市では通じないということはありません。どこでも同じルールで安全性が確保できます。それに似ているかもしれません。

 

ところが、困ったことが起こります。交通ルールの例で言うと、ルールを守らない人が出てくるということですね。信号無視とかスピード違反とか……。これをやられると安全性が脅かされます。

読解問題の解き方のルールの現場では、どのような困ったことが起きるのか?

 

 

読解問題の解き方のルールの現場では、ルールを無視するという子も多いです。せっかく習っても自分の解き方に固執してしまうということですね。

 

今までの自分の解き方では点数が取れないのだから、解き方を変えなければいけない、と言ってもルールを無視します。1問か2問だけ解き方を変えたとしても、また元に戻ります。

 

困ったことではありますが、まだマシかな? と思います。根気よく続ければそのうち直ってくるかと思いますので。

 

実は、困ったことは、ルールの無視ではありません。

 

ルールが通じない」ということなのです。

僕が指導しているルールが理解できないということです。

 

交通ルールに例えると、「赤信号では止まりましょうね」に対して「赤って何?」「止まるって何?」という状態です。

 

僕が言っていることが通じないのです。

これは大変です。大ごとです。通じないのですから。ルールを守るという以前の問題です。

 

 

僕が言っているルールを守らないどころか、ルールの意味が分からない子がいるのです。

 

これは、学校の中で悪くても上位20%以内には入っている子たちの中での話です。

 

ということは、上位20%からはずれると、ルールの意味が分からない子がもっと多いものと思われます。つまり、大多数がルールの意味が分からない、ということです。

 

難しいルールでもないんですよ。「◆◆であるときはAというルール、★★であるときはBというルールを使う」この程度です。でも、分からないのです。これが現実です。指導の現場で起きていることです。

 

では、その程度のことが分からない子はどうすれば良いのか? 

 

それは、僕には分かりません。指導のノウハウがありません。僕が言うルールが理解できるという前提なので、理解ができなければお手上げです。特に中学生にもなっていれば、そこまでに積み上げてきたものが少な過ぎるのでしょう。

それはもう国語ができないというレベルではないのです。日本語ができないのです。理解する能力が足りないのです。

これが残酷な現実です。

中学3年生で受験が迫ってから復活させようと思っても非常に厳しいと思います。

無理とは言いません。

が、少なくても僕にはその復活させるだけの指導能力はありません。

 

 

国語力上昇のきっかけ

うちの子、国語ができていない、国語の力が不安だ。

そういう思いの親御さんは多いです。

 

でも何をやれば良いか分からない。

とりあえず、書店で問題集を買ってきて・・・。

 

というお気持ちは分かりますが、残念ながらすべきことはそういうことではありません。

 

なぜできないのか?

何をすれば良いのか?

お伝えする機会を作っております。

 

2024年9月16日(月・祝)10:00~12:00 

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」

 

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