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「教養読書の会」の真の構図

高松国語塾EQZ塾長です。小学生対象の教養読書の会、絶賛開校中です。

入塾に関してはこちらで情報をご確認ください。

そもそも、教養読書の会を始めた狙いというのは、教養系読書を通して……

◆ 世の中を広く知ってほしい。結局、それが読解のための土台になる。

◆ 身の回りにない言葉を知ってほしい。

◆ 読むだけでに留まらず、内容をまとめたり、感じたことを書き綴ることでアウトプットの機会を作る。

等々があります。

参考記事:身につく教養

実際の現場はどうなっているのでしょう?

教養系読書をして新しく学んだ内容を、塾長が教えてもらう機会をできるだけとっています。以下、最近の出来事です。小学3年生~5年生に塾長が教えてもらったことです。

 

循環器の名称や仕組みを教えてもらいました。これを読んだからですね。

勉強しないとどうなるのか、について教えてもらいました。これを読んだからですね。

自分ならどんなかき氷屋を出したいかについて教えてもらいました。この中にあったんですね。

ギリシャ神話のストーリーについて教えてもらいました。これを読んだからですね。

清少納言と紫式部の関係について教えてもらいました。この中にあったんですね。

右脳と左脳の違いや特徴について教えてもらいました。これを読んだからですね。

AIが進化した世界はどうなるのか、について教えてもらいました。これを読んだからですね。

このような流れは一体何を表しているのか?

もうお分かりですよね。

 

優秀で吸収力抜群の小学生諸君が、おバカな塾長に教養を授けている、という構図です。その証拠に、小学生諸君の説明に「おーそうなの?」「へーそういうことがあるんだね?」と塾長が驚く場面が数多く出てきます。

そして、彼ら彼女らの様子からは、何も知らない塾長に教えてあげようという姿勢が見られます。

つまり、小学生のうちから慈悲深い心も養えるわけですね。副次的な作用でした。めでたしめでたし。

◆ 一人一人のノートを見ています。当然のことながらちゃんと読んでいます。教養系書籍から学んだこと、感じたことを丁寧に読んでいます。その上で、間違った表現は直して、正しい言い方を伝えます。生徒たちはそれを書きますし、発音もします。

◆ 教養内容に関して、稀に塾長が教えてあげられることがあれば、それを伝えます。

◆ 下の写真はその様子です。(文字は消しています) 「考えたこと」を書いてくれました。表現のおかしなところを訂正したり、塾長から知識を教えたりしています。ここでは、塾長が思ったことも書き込んだりしています。全て、生徒の目の前で語りかけながら行っています。

◆ 一通り、教養読書の会の内容が終わったら、通常の読解問題の練習も行っていきます。もちろん、一人一人の回答を全部塾長が見ています。

というのが、高松高校合格専門国語塾EQZの、小学生対象の「教養読書の会」の内容です。何をするか、どう指導するか等々、全て塾長の個人技です。

このようにして、読解問題ができる土台を作り上げます。土台ができていれば、中学受験する場合でも、最後の1年で仕上げることは十分可能です。土台がしっかりしている子は、あと必要なのはテクニックだけですからね。

テクニックを授けるのは、僕ならできるのです。まあ、今までさんざんやってきたわけですから。

 

なぜ、こういった教養に力を入れているのか、保護者説明会「国語の危機を救う具体策」にて明らかにしています。

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」