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うちの子は変わった子で

高松高校合格専門国語塾EQZ、塾長です。

「うちの子はちょっと変わった子で」とおっしゃる親御さんがいます。

「変わった人間選手権」なら僕も負けませんよ…。

 

 

「変わった子」って何をもってそう言えるのか分かりませんが、「変わった子」良いじゃないですか。というか、これからは「変わった子」こそ価値があると思いますよ。

 

「変わった子」っていうことは「普通の子」とは違うという意味なんでしょうが、じゃ「普通の子」って一体何ですか? 何の特徴もない子なんでしょうか? もし、そうであるなら、絶対に「変わった子」の方が良いです。 言い換えると「稀少価値のある子」ですから。「存在に意義がある子」ですから。余人には代え難い価値を持っているのです。

 

何かのマニア、オタク、良いじゃないですか。何かに突き抜けていく力を持っているっていうことです。

 

スポーツの世界、芸術の世界、世間一般の世界でも成功している人を見てください。テレビでドキュメンタリーをやっていたりしますよね。どの人も相当な「変わった人」ですよ。その分野での超ウルトラスーパーオタクですよ。「凄い人だね」と言われるのは「変わった人だね」と同義でしょう。

 

だから、「変わった子」と言われる段階で既に成功する素質があるっていうことです。僕からすると、完ぺきに誉め言葉です。

 

 

学校に行きたくない? 行かなきゃ良いんじゃないですか? 勉強なんかやろうと思えば自分でできるし。

 

コミュニケーションがうまくとれない? 無理してとる必要ないんじゃないですか? とらなくても良い生き方をすれば良いだけ。

 

いじめにあって学校に行けない? 行く必要なしでしょう。行かなくても義務教育は卒業できるし、高校以上なら、リアルの校舎に通わなくても卒業できる方法はあります。

 

友達ができない? 無理して作る必要ないでしょう? 自分で楽しめることを見つければ良いんじゃないの?

 

楽に生きていけば良いと思っているんですよね。「こうでなければならない」なんていうこと、ほとんどありませんから。やりたければやる、やりたくなければやらない。そして、もっとやりたいのであれば、トコトン追及していく。それで良いんじゃないの? それで勉強がしたいなら塾にも通えば良いしね。

 

恥ずかしい? 格好悪い? 世間体が悪い? 反対された? ~って思われたらどうしよう?

 

あー、そういうのって、最も「どうでも良いこと」なんじゃないですか? そんなもん、一番に捨てる。世

間体のために生きているわけじゃないから。

自分が快適で幸せだなと感じていれば、周りがどう言おうと、どうでも良いです。自分の人生は自分のもの。自分が思うように生きれば良いです。周りは好き勝手言うかもしれないけど、それに対して責任は取りません。責任をとらなければならないのは自分自身です。だったら、自分が後悔しない選択をすれば良いでしょう?

 

 

 

ちなみにそういった考えは僕自身の体験から来ています。

集団生活ができない、空気を読めない、人の話をちゃんと聞けない、集中力がない、多動症気味でじっとしていられない……等々。学生時代には気づいていなかった「変わった面」を、社会に出てから大いに自覚するようになりました。だんだんと世の中が息苦しくなってくるんですね。常識やら世間体やら会社独自のルールやらに合わせようとして、何もかも封印して「普通の人・良い人」を演じようとしていたわけです。余計息苦しい。

 

自分でビジネスを立ち上げるために、会社勤めをやめました。己の力だけが頼りだという世界に飛び出しました。

 

すると、まあ何と快適な、信じられないほどの天国が待っていたわけです。そこで初めて気付きました。世の中で「普通」と言われていることって、大して価値がない、意味がないと。理由も分からないまま何となく世の中の動きに流されてやっていることって、どうでも良いことも多いなと。

 

自分の思うように生きれば良いんだと思えたのが最も価値のあることでしたね。

 

 

 

価値観の多様化っていう言葉が使われています。これは言い換えると「変わった奴OK」ということでしょう。

 

みんな同じじゃなくて良いのです。いや、むしろ違っている方が良いのです。変わっているという人が集まっていてそれぞれの価値観を認め合うのが良いのではないかと。

 

義務教育は「義務」だから、まあしょうがないからやるとして・・・、その後は、自分の好きなこと、やりたいことに向かって突き抜けていけば良いです。それが許される時代になってきましたしね。

 

そのためには、視野を広げておく必要があると思います。また読めて理解できることも必要です。それがベースですから。いや、ホントに。

 

自分の人生は自分のもの。だから自分の力は自分でつけていく。読む力はその土台。早く気づいて。

 

 

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」