宿題をする子

高松高校合格専門国語塾EQZ、塾長です。

塾の授業だけではダメです。ちゃんと宿題をしなければなりません。宿題をする子が伸びる子なのです。

とか

宿題をする習慣をつけなくてはなりません。できる子は宿題をする習慣がちゃんとついているのです。

とか、

塾屋さんの色んな意見がありますが……まあ意見ですからそれはそれで良いのかもしれませんが、僕はちょっと違う意見を持っています。



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宿題をする子はできる子

宿題をする子はできる子、だから宿題をしなければならない。宿題の習慣がついている子はできる子、だから宿題をする習慣をつけなければならない。

という意見がありますが、そうなんでしょうかね?

これって、相関関係ですよね? お互いに関連性があるという主張です。でも、因果関係ではありませんよね?

宿題をするからできるようになるんですか? その逆ってないんでしょうか? できる子だから宿題をするっていうことです。むしろこっちの方が真実に近い気がします。

勉強ができる子は、宿題で分からないことはないので、苦も無くサッサと終わらせることができる。でも、できない子は自分一人で進められなくてイヤになって辞めてしまう、或いは、端から手が付けられない。

こっちの方が理屈に合っていませんかね? まあ、エビデンスはないので、単なる僕の所見ですけどね。



塾の授業だけでは不十分

もっとおかしいなと思うのがこれです。「塾の授業だけでは不十分だから、宿題をしなければなりません。」という主張です。

えっと……僕は思考回路がねじ曲がっている=天邪鬼なので、こういう主張を見ると次のように思ってしまうんですね。

・塾の授業だけでは不十分なら、もっと塾の授業時間数を増やせば良いだけの話なのでは? そもそも、今の授業時間を設定したのは自分たちでしょうに。それで不十分ということは自分を否定していますけど?

間違っていますかね? 絶対にあっていると思うんですけどね。

或いは、こういう考えも浮かんできます。

・じゃ、いっそのこと、授業なんかなくして宿題だけの塾にしたら?



背景に透けていること

静かな塾

結局、こういった主張の背景にあることは次の2点だと思います。

・長時間の仕事はしたくない

・設定した授業時間で伸ばすだけの技術がない

です。

ね? とても納得できるでしょう?

だから、家で宿題をさせよう、そのために、宿題をする子は伸びる、という主張を出しておこう……という思考回路なんでしょう。

そもそも「自分で考える力を身につける指導」と言っておきながら、宿題を課す=強制するって矛盾しているんですけどね……。まあ、指導する側もそこまで能力が高くないっていうことなんでしょう。



やりたかったらやれば?

じゃ、お前の塾はどうなんだ? ということですよね。

はい、うちの塾は、前々から言っている通りです。「やりたかったらやれば?」或いは「自分がやろうと思うならやれば良いんじゃない?

小学生の中学年ぐらいまでであれば、何かのお手伝いはします。目安になることは伝えますよ。でも、中学生になっても、先生に言われないとできない、って情けなさすぎですよね? そんなことすら自分で考えられないのでしょうか?  そんなんで良いのですかね?

「自分で考えさせて、実際やらなければどうなるのか?」という心配がありますか?

まあ、大丈夫です。真ん中あたりから下の子が多い塾だとまた話は別なんでしょうが、当塾は診断テスト平均200点以上が当たり前の世界です。200点未満だと、塾内ではまず間違いなくビリ争いです。200点取っていたとしても、それで良いと思えることは少ないでしょうし。

これが場の持つ空気感です。

自分ですべき課題を割り出して、すべきことを先生に報告なり相談なりして、目標をもって進めていく。その様子を訳の分かった指導者が時には修正もかけながら、進めていく様子を把握している。

上位生ばかりだとこれが当たり前になるのです。周りがやっているから自分もそうすべきだと思えるのです。別に偉そうに言っておりません。特に受験生であれば、こんなの当り前でしょう? と言いたいだけです。むしろ、こうでなければ一体何? と不思議でなりません。 

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参考:空気の醸成