高松市国語塾EQZです。
1学期も終わりに近づいてきました。受験生はもちろんのこと、他の学年でもテストが増える時期ですね。
テストに向けて学習量を増やすのは良いですが、大事なのは・・・・・・
終わってからが本番
テストは、むしろ終わってからの方が大事と言っても良いかと思います。
テストの結果をどう扱うか?
恐らく差がつくのはここです。
冷静に受け止めましょう。
怒りのあまり捨ててはいけません。
テスト結果は、宝物ですから。
そのテストで終わりではありませんから。
また次があります。
チャンスは何度でもやってきます。
分析
分析をして生きましょう。
間違ったものを3種類に分けてください。
分かっていたのにミスをしたもの→→☆印
もう少し勉強していれば分かったと思えるもの→→◎
全然歯が立たなかったもの→→△
◎(もう少しやっておけばできたかも)を再度、解き直し、覚え直しをしてください。
そして、次のテストではどういう勉強をすればこのレベルの問題が正解を取れるか、自分の勉強法を考えて直してください。
☆(ミスしたもの)は、どうすればミスにならなかったかを確認してください。
ミスは多くの場合、「問題文を読んでいなかったから」です。では、それを防ぐには何をすれば良いか考えてみてください。
恐らく、そのミス防止はテストの時だけの話ではないはずです。普段から、ミス防止ができる解き方を身につけなければなりません。
この☆と◎を正解にするだけでかなり点数は変わってくるはずです。
そこに全力を尽くすべきなのです。
△(全然歯が立たなかったもの)は、どうするか?
もう一度解き直して、教科書や問題集などを見直してみてください。それで分からなければ捨てておいて構いません。
「まあ全部が全部はできないわな」と割り切ることもある程度必要です。
ただ、その問題を考えておくことはやっておいてくださいね。そうすることで頭の隅に残ります。今分からなくても、分かる時がやってくることもあります。
こういった分析をした上で、次のテストに向けて改善を図っていきます。
結局、これの繰り返しですよね。
落とし穴
もう一つ、覚えておいてほしいこと、実行してほしいことがあります。
正解が取れたけど「まぐれ」だったもの、何となく書いて正解になったもの、これの確認です。
1回のテストにこういった「たまたま正解だったもの」が数問程度はあるはずです。
これを見落とさないようにしてほしいですね。
それは、まだ実力になっているものではないはずですので。
「よく分からなかったけど〇になったから良いや!」
いやいや、自分に甘くしないで。
こういったテストの振り返りをしたところで5分10分で済むことです。
丁寧に解き直し覚え直しをやっておきましょうね。
解放感
テストが終わると「やれやれ、ようやく終わった」と解放感を味わうことでしょう。
はい、一瞬だけ味わって良いです。
でも、テスト結果が返ってきたらまた勉強です。
むしろ、そこからが本番です。
皆さんの力を診断してくれているのですからね。
今後、どんな勉強をすれば良いかヒントをくれるのですからね。
宝物ですよ。
テスト前に勉強時間をしっかり確保する皆さん、大変素晴らしいと思いますが・・・
終わってからも直し、確認、分析の時間を確保してください。
ここが成績が良くなるか否かの分岐点です。
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「国語の危機を救う具体策」7月17日(月・祝日)開催です。