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熱血指導していません

高松高校合格専門国語塾EQZ、塾長です。

「当塾は熱血指導をしています」的なフレーズを見かけることも多いですが、EQZでは熱血指導はしていません。

むしろ、冷静に客観的に生徒の学力を把握しながら進めています。

一人一人の答案を、1問1問正しく解けているか否かを確認しながら採点もしています。

別に偉そうに言うわけではありません。当たり前のことを当たり前にやっているだけの話です。



当塾での当たり前の事例を出します。

左下の方の記述問題の部分です。

 

前半は〇印をつけています。出だしの部分はOKということです。

後半も〇をつけています。〆の部分もOKということです。

ただ、真ん中のあたりがちょっと文章がよれてしまった。趣旨は〇なのですが書き方が悪い、ということで△になっています。言葉遣いが適切でない、文法的におかしい等々の理由です。

丁寧に採点している?

いえいえ、当り前のことをやっているというだけです。

記述に限らず、解き方というのは一人一人異なります。

考え方のクセ、答えの求め方のクセ、文章の読み取り能力、記述能力等々、個人差があります。

当たり前ですよね? 

では、それらに合わせて、生徒が解いた跡を確認していくのは当たり前のことではないのでしょうか?



何度でも見せます。某大手塾と言われる塾の真実です。

一番最後に記述問題があるのですが、この生徒は〇も×もつけていません。〇か×か分からないんですね。質問もしないまま終了。この子は最後の問題(解くのは解いています)一体どうするのでしょうかね? お子さんが、この状態だったら、皆さんどうしますか? お子さんがせっかく解いたのに何も指導がないまま放置してお終い、なわけです。許せますか? 

怖いですね。

そもそも、一斉指導の講義型授業で成績を伸ばせると思う方が間違っているわけですが……。



それはともかく、熱血指導というのは具体的に何をもって熱血なんでしょうかね? あ、熱血がダメというわけではありません。単によく分からないというだけです。

まあ、イメージの問題になるわけなんですが、熱血というとすぐに根性だの気合だのを思い浮かべてしまうんです。

気持ちは大事ですよね。

意欲も大事ですよね。

でも、「根性や気合があれば問題が解ける」的な指導が嫌いなわけです。

睡眠時間を削ってでもやれ、という根性論は嫌いなのです。

ゲームしているから成績が伸びないんだという根拠のない理由付けも嫌いなんです。

理屈っぽいですからね…笑

冷静に、この問題はこう対処する、ミスを防ぐために具体的に何をする、そういったことを一つ一つ積み上げて満点に近づいていく。或いは、読解問題を解くことを習慣化して、徐々に語彙力も増やし、読解問題の解き方も身につけて、成績を伸ばしていく。こういう方を僕は選ぶわけです。

そこには別に熱血は必要ないのです。

冷静にその子の理解度、クセの矯正ができているかどうかを見極められれば、力は伸びていくはずなんですね。



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