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やり過ごす思考力

高松市国語塾EQZ塾長です。

以前、命を守ってねというお話を書きました。

成績、進学云々以前に非常に重要なことです。

当たり前です。

 

その流れで、子どもたちには、やり過ごす思考力というのも身につけてほしいと思うわけです。

どういうことか?

 

 

適当な内容を適当に更新するEQZ-インスタ

 

 

今年、部活帰りの中学生が倒れてそのまま亡くなるという衝撃的な出来事がありました。

これは、山形県の話です。

 

そして、8月下旬、山形県で、運動会の予行演習をしていた中学校で、何人もの生徒が熱中症で病院に運ばれたという「事件」がありました。

 

同じ中学生、しかも同じ県内で、部活帰りの子が無くなっていることを私たちよりももっと身近に感じていたはずです。

にもかかわらず、何人もが熱中症で病院に運ばれるという「事件」を起こしました。

しかも、その後も予行演習なるものを続行していたとか。

 

この学校の校長はじめ職員は一体何をやっていたのでしょうか?

もはや犯罪ですよね?

 

こういうのを正真正銘のバカと言います。

その場の判断がまずかったと言うだけで終わりませんよ。

そもそも、この時期に運動会をやること自体がおかしいし、救急車で運ばれた後も予行演習を継続することも分からないし、そもそも、今さら予行演習って一体何よ?と思うわけですが、そういったことを疑問にも感じずに今まで通りで実施する組織そのものがバカなんですよね。

 

 

しかも残念ながら「今まで通り」が大好きな大人は多いです。

「今まで通り」やっていれば思考を使わなくて済みますので楽なんですよね。

 

学校だけの話ではありません。

「今まで通り大人」で世の中は溢れかえっています。

思考停止とも言います。

 

ですので、危ないとか、これ絶対にダメだろと思ったら自分の感覚を信じてほしいと思います。

 

全部が全部、大人の言うことを聞かなきゃいけないわけではないですからね。

 

思考ができない大人に出会って、こいつはバカだと思ったらさっさと離れてください。

 

その勘はたいてい間違ってないですよ。

 

直接的な国語の話ではありませんが、「バカな大人には関わらない」と判断できるためには、国語力って必要なんですよね。

相手の言っていることやっていることを正しく判断するために。