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残念な現実

高松国語塾EQZ塾長です。

 

小学生中学生の親御さんに、知っておいてほしいのです。

強く言いたいのです。

 

 

お子さん、文章を読めていませんよ。早くそれに気付いて

 

 

 

適当な内容を適当に更新するEQZ-インスタ

 

 

国語の問題でも「気付かない」から直せない、という場面は数多くあります。

誤答例を提示します。

念のためお断りしておきますが、誰か特定の子がこうだ、ということではありません。全員がこういう傾向を持つということです。

また、以下の例は、ごくごく一部であって、このような誤答は山のようにあります。もう日常茶飯事なのです。

 

気付く力の欠如の怖さを感じてほしいと思います。

 

 

>わたしは十年ぶりに「A」に中学校へやってくる。

問 文意に沿うように「A」に4字で書け

誤答 借りた本  →後ろの「に中学校へやってくる」に繋がらない

 

 

>なぜなら、本文に出てくる三荊(さんばら)は「A」ので、・・・

問 文意に沿うように「A」に10字以内で書け

誤答 同じ株から生えたばら  →後ろの「ので」に繋がらない

 

 

問 主人公の気持ちを踏まえて「…とする行動」に続くように20字以内で書け

誤答 ……略……がんばる必要があり  →「後ろの「とする行動」に繋がらない。尚且つ行動ではない。

 

 

>人間だけが「A」ことができると信じられてきたから

問 文意に沿うように「A」に書け

誤答 道具を使える  →可能動詞「使える」と「できる」のダブり

 

 

>話を聞いているうちに「A」ものが広場には欠けていることに思い至った。

問 文意に沿うように「A」に8字で書け

誤答 白いゴールポスト  →後ろの「ものが…」に繋がらない

 

 

>商人が商品を買い取るときには、相手に「A」ことが当たり前なのに…

問 文意に沿うように「A」に8字以内で書け

誤答 買う品の値を争う  →前の「相手に」から繋がらない

 

 

「 」の前後とかみ合わないんです。今も、毎日毎日目にする誤答例なんですよ。

文意に沿っているか否かという以前に、「 」の前後を確かめて、最低でも文法的に正しいか否か確認する、なんていうことはできないんです。

ちゃんとつながっていないなということに気付かないんです。

 

 

 

>縁側からのぞくと、四畳半ほどの部屋が二つあって、奥の部屋に囲炉裏が切られ……

問 部屋の様子を表している一文を探し最初の5字を書け

誤答 奥の部屋に  →文の最初になっていない

 

 

問 線の部分に込められた主人公の気持ちを表している一文で書き抜け

誤答 書き抜きはせずに自分で「~~な気持ち」と解説 

 

 

問 「かの国」とはどこの国か。現代の名前を書け

誤答 唐  →文中の「唐」を使ってしまい、現代の名前になっていない

 

 

問 対話の中では何がインスピレーションを生むか? 2字で書け

誤答 対話  →対話の中では対話がインスピレーションを生む…という文になってしまう

 

 

問 「こそ」と同じ働きをする助詞を抜き出せ

誤答 こそ  →尋ねている言葉と同じ

 

 

問 ~~しようと思ったきっかけはどのようなことだったか?

誤答 ……略……が聞こえてくるから  →「こと」にたいして「から」と答える

 

 

問 獅子とは誰を例えた言葉か?

誤答 子細な  →「誰を」と尋ねているのに形容動詞で答える

 

 

問 線1と同じ意味を表している部分を28字で探し、最初と最後の5字を書け

誤答 「しかし、読 ~ て尊い行為」   →対象文字数が28字になっていない

 

 

設問は読めず、文章がちぐはぐなことには気付きません。

文の最初がどこなのか分かりません。

文字数は数えられません。

これが日常茶飯事です。

読めない、文の最初が分からない、文字数は数えられないことに気付いていないんです。

 

 

 

誤答 主人公のの気持  →正しくは「主人公の気持ち」

 

誤答 観値観  →正しくは「価値観」

 

誤答 法子が参拝した  →正しくは「法師が参拝した」

 

誤答 植がえさを提供し  →正しくは「植物がえさを提供し」

 

誤答 理念にもとずいて  →正しくは「理念にもとづいて」

 

誤答 精心の自由を  →正しくは「精神の自由を」

 

 

正しい文字は全て本文に書かれています。

しかし、確認はできないんです。

 

間違った字を書いているのは一目瞭然なのですが、そんなのは気付かないんです。

 

 

 

これが中学校でトップ10%に入っている子たちの回答なんです。トップ10%に入っていても、正しく読む、間違えずに正しい字を書く、文字を数える、ということは非常に困難なのです。

 

残念ながらこれが現実です。

 

お子さんはどうでしょう? そのぐらいできる、と思いますか?

 

はい、できる子も中にはいます。でも高い確率で上記の子たちと同じです。結果的に高松高校、高松一高に合格する子たちのほぼ全員が、このような状態なんですよ。

いや、マジで。

 

そして、ミスではありません。読めていないのです。

多くの塾はこれをミスとして処理します。僕はミスとして処理しません。「読めていない」と判断して対応を考えていきます。この差はとてつもなく大きいと思っています。

 

でもね、上記の子たちと同じならまだ救われるレベルかもしれませんよ。上位20%をはずれると、それ以前の問題ですから。答える前にそもそも本文の意味も設問の意味が分かっていませんから。

 

だからね、こういう驚きの結果が出ても、僕はあまり驚かないです。「だろうな」と思うんですよね。

 

読めているのは文字。

文意は分かっていない。

設問を正しく読み、正しく理解し、正しく答える、たったこれだけのことがいかに困難か。

 

僕がこう主張する背景が分かっていただけるかと思います。

 

 

でもね、逆に言うと、中学生までに鍛えておけば、大学受験の時には楽になりますから。それもまた事実です。国語では困らなくなるのも分かっています。

 

鍛えるというのは、EQZに通ってきて、自分の書いた答案を僕に見せて、何がダメか、何を修正しなければならないのかをまず理解し、それを修正していくという個別の練習を積むということです。

それ以外にはありません

 

 

国語ができる子になるために小学生のうちからやっておくべきこと、或いは、中学生でも家庭で意識しておくべきこと、お話しします。まずはスタートはここからでしょう。