1文節の読み取り

高松市国語塾EQZ塾長です。

今回は、国語の読解問題読み取りに関する内容です。

真面目に。

 

 

「本文の内容に合うものを選びなさい」

よくある問題です。

 

いくつかの問題から選択肢を抜粋します。

 

【中学受験】

人々の暮らしがよくなるように人間同士の貸し借りに人生の意味を見出し、制度化して誰もが平等な生活を可能にすること

 

【高校受験】

無意識の世界では、人間の自由な精神は言葉を介さない方法によってものごとを認識し、他者と感動を共有することができる。

 

【大学受験】

何かをしようと思って身体を動かす場合、その動き自体は目に見えたとしても、行為者の意図は目に見えないが、あらゆる身体動作は行為者の意図に基づいてなされるものだから、身体動作は行為者の意図を具体化するものであり、行為者の意識・無意識に関係なくその身体は不透明化する。

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問題のレベルが上がるということは、本文自体の内容も難しくなりますが、問いも難しくなります。

選択肢の問題であれば、明らかに✕だと判断できる選択肢は少なく、微妙な表現に迷うことが多くなります。

 

上記の選択肢の例は、いずれも、青文字の部分が間違っているのです。

 

たった1文節です。

たったそれだけです。

その他は、本文に合致しているのです。

 

その1文節を見抜けるか否か、そこが正解か不正解かの分かれ道になります。

 

 

たった1文節間違っているのを見抜くにはどうすれば良いのか?

 

当然のことながら、本文の内容が理解できなければなりませんし、選択肢の内容も理解できなくてはなりません。

 

そのためには、語彙力は必要ですし、何の話をしているのかも理解できなければなりません。

特に抽象的な言葉の理解が必要です。

 

そういった読解をするための土台がある上に、1文節ずつ丁寧に読み解く慎重さが求められます。

ざっくりとしか読まないと、1文節の間違いを読み取れません

 

 

 

丁寧に解きなさい

 

僕が生徒に最も伝えていることです。1日に何回も言います。

 

もちろん「丁寧さ」とは何かを具体化、可視化しています。

 

 

意味が分からない言葉を毎回毎回丁寧に調べ、自分で例文も作り音読もしながら、語彙力を高める

 

本文、設問共に丁寧に読む丁寧に回答する

 

言葉にしてみればこれだけの話ですが、それが身につくにはどれだけの年月がかかることか、容易に想像がつくと思います。

 

身につけるべき年齢に、身につけるべき語彙力をつけなければ、意味が分からないままの言葉が積み重なっていきます。

語彙力を積み重ねる習慣がない子は、意味が分からない言葉が大量に膨れ上がります。

 

それを受験直前になってどうにかしようと思っても手遅れになってしまいます。

 

失った「積み重ねるべき語彙力」を取り戻すには、果てしない時間がかかることは理解していただけるのではないかと思います。

 

 

 

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