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親が費やすべき労力

高松国語塾EQZ塾長です。

点数を上げるためにはとにかく机に向かって勉強することだ、と大きな勘違いをしている親御さんもいるようです。

いや、あのね……

できるだけ机に向かう時間を増やす、受験生ならそれで良いと答えます。

但し、僕の監視下でね。

 

尚且つ、土台がある子であれば、受験学年の1年で仕上げられます。十分間に合います。

これを見ればわかるはずです。

 

診断テスト結果

受験学年で土台がある子であれば、当塾で推奨している学習を実践してくれれば、じわじわと力はついてきます。

大丈夫です。

 

 

では、その「土台」とやらって一体何者よ? という話ですよね。

基礎学力とか、国語の場合だと語彙力というのもその一部ではありますが、実はもっと大切な要素があります。

それは、保護者説明会で全てオープンにしてお話ししていますので、まずはそれを聞いて今後の勉強の仕方を考えてください。

 

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」12日(日)13:30~15:30 

 

 

僕自身は、世の中は面白いことであふれている、と表現しています。

親御さんが考えるべきことは、机に向かう時間だけではなく、世の中への興味関心をいかに広げていくのか?ということです。

僕は、それが絶対に正解だと確信を持っているので、教養読書の会なるものを行っているわけですが、親御さんからもそういった働きかけはしてほしいと思うのです。

 

受験学年以外であれば、それにこそ力は入れるべきなのです。

 

質の低い授業をやっている塾に通うぐらいなら、その時間を

お子さんの興味関心を広げるために

・親子で一緒に本を読む、解説してあげる、乗ってきたらインターネットで一緒に調べる。

・旅行本を広げてあちらこちらに行きたいところを探す。どうやったら行けるのかを一緒に調べる。

・ニュースを一緒に見て、解説してあげたり、思ったことを聞いてあげたりする。

 

こっちの方が100倍有益です。

 

 

1ミリだけ広げる

とか

教養読書の会の真の構図

あたりの記事でも説明した通りです。

 

 

僕としては別に大胆な提案というつもりでもないのですが、しょーもない塾に通うぐらいなら、習い事も何もない日を週に2日ぐらいは作って、親子で過ごす時間を持つのも良いんじゃないの?と思うわけです。

 

何をして過ごすのか?

 

そりゃ、「家庭・学校・習い事・塾・友達との遊び」以外の世界に出かけることです。

身の回り以外の世界を知るために時間は使うのです。

ちょっとした冒険なんかも良いですし、単に海や山に行って遊ぶのでも良いです。特別な場所、名のある場所でなくても、今まで行ったことがないところに出かけるのも素晴らしいと思います。新たな体験を積むのももちろん素晴らしいことです。

 

 

陸上競技場、野球場、サッカー競技場、テニスコート場等々。

電車に乗って知らない駅で降りてその辺を散歩する。

博物館、美術館や体験ができるところ。

ダム、港、空港、高いビル、神社、お寺等々行ったことがないところ。

単にあぜ道や畑道などを歩く、整備された登山道をのぼる。

景色の良いところ。

他の小中学校、高校、大学など。

一緒に買い物に行く、一緒に何か料理をする。

 

そして、どうしてもリアルで体験できないことは、書籍、インターネットの動画などを活用して疑似体験をする。

 

つまり、

未知を既知に変える、ための行動です。

 

 

親御さんが車を出して何分か運転してどこかにお子さんを連れていく。

その労力は、しょーもない塾への送迎ではなく、未体験の場への送迎に費やすべきですよね。

 

もうそろそろ新年度の放課後の過ごし方を決める時期です。放課後の過ごし方とは、習い事や塾等です。

 

週にせめて1日、できれば2日程度は、「お子さんの世の中の興味関心を広げるために」使いませんかね?

 

手元に毎週毎週行っている塾のテストがあれば、それをじっくりと眺めて考えてください。

果たしてこれ、役に立っているの? と。

それって、気分や雰囲気ではないのか? と。

 

気分や雰囲気というのは、

「塾という名前の付いたところ」(※決して塾とは言っていない…笑)に放り込んでおけば安心だと思っているだけ、

かもしれませんよね? という意味です。

 

だからね、親御さんも新たな価値観を構築するためには、保護者説明会には来ておくべきなんですよ。

 

 

で、あと解決しておくべきことは、EQZはしょーもない塾ではないのか? という点ですね。

はい、人によります。

これで十分判断していただけることと思います。