高松高校合格専門国語塾EQZ,塾長です。
ずっと生徒の回答を採点していて思うわけです。この子は、なぜこの問題ができなかったのか? 何が悪かったのか? 正解にたどり着けないのは何が足りなかったのか?
どう考えたのか? 本文等の意味をどう捉えたのか? 等の質問もしながら、生徒の考えを引き出そうと試みるわけです。 線を引いたり、枠で囲んだりしている跡を追いかけてみるわけです。
そうするうちに、国語ができない要因というのが、徐々に分かってきます。
大別すると、5つの要因に分かれます。そのうちの二つは、技術的なことです。これは、もう現場=私が見ている授業の中で、私が気付いて、指摘する、改善する、しかないと思っています。
決して、このような放置ではありません。こんなの見たら絶対に「できるようになる」とは思えないでしょう? ひどすぎますよね?
5つの要因のうち、2つは現場でやることですが、残りの3つは、現場ではできないことでもあります。現場でできない、と言ってしまえばちょっと大げさですが、現場ではやり切れないこと、と言って良いかと思います。
本人が自覚をもって取り組まなければいけないことです。そこに親御さんがサジェスチョン(提案)するのは、悪いとは思いません。いや、した方が良いです。手伝いではなく、提案ですよ。
国語ができない3つの要因を克服していくには、根本的に変えていかなければならないことがあります。相当な時間が必要になります。
勉強でもスポーツでも芸術でも仕事でも何でも、一瞬でできるようにはなりませんよね? だから、一つ一つ地道にこなしていくしかありません。
と理屈では分かっていても、長期視野に立って、尚且つ、実際に行動に移せる人ってほとんどいないんですよね。だからこそ、実行した人が抜け出せるわけですが。
今回の保護者説明会では、生徒がどんな場面で躓いているのかをご覧いただきます。その躓きは、うちに通っている生徒の特殊な例ではありません。どの子にも通じることです。その躓きから、どんな対策を立てて、実行していけば良いのかをお伝えしたいと思います。