高松市国語塾EQZ塾長です。
今回は、「偏りがある」という問題に関して。
多様なジャンル
ある大学の教授が、
>ある程度の量と多様なジャンルの本を読むことで、子どもたちは文章の読み方を身につけていきます。
とおっしゃっていました。
それ自体は、賛成です。
問題は、放置しておくと「多様なジャンルにならない」ことです。
どうしても、自分の興味関心の高いものに偏ってしまいます。
ただ、それは、子どもに限らず、大人でも、誰でもそうですよね。
だから、ある程度は仕方ない傾向なのだと思います。
将来と今
将来的には、偏って良いと思います。
偏りと言えば、プラスのイメージがしづらいかもしれませんが、別の言い方をすれば「専門性」です。
ある分野に特化するということはすなわち偏りです。
ただ、義務教育期ぐらいは、できるだけ多くの分野に関心を持ってほしいと思うわけです。
視野を広く持って、世の中のことを色々学んで、その上での専門的な道を選択する、というのが理想ではないかと。
だから多種多様
そう考えているからこその、教養読書の会の実施なのです。
多種多様な書籍の中から、選択して読んでいってもらうわけですが、ただ、自由に書籍を選ぶとやはり偏りは出てきます。
そこで、多少の強制力を持つのが指定図書です。
小学3年生4年生は、「たくさんのふしぎ」
小学5年生6年生は、「Newsがわかる」
を題材に読み進めてもらうわけですね。
つまり、
関心のあるものを自由に選択して読む
✕
塾側が指定した世の中を知るための教材を読む
のミックスということですね。
もちろん、読んでお終いではありません。語句調べ、学んだことや考えたことの記述、要約、などなどの学びもやってもらいます。
もし、家庭でこういったメニューができるのであればベストです。
が、多くの家庭では非常に難しいと思うのです。
だから、高松国語塾EQZの登場になるわけですが、まずは、保護者説明会にて、国語ができない原因や、その具体策を知って下さい。その上での学びが望ましいと思います。
2023年12月17日(日)10:00~12:00開催です。