高松高校合格専門国語塾EQZ,塾長です。
読解問題の解き方のルールを教えています。まずこれを習っている、解き方を分かっているという前提で、あとは、それを使って問題練習をどんどん行っていくわけです。
単に読解問題をやってもダメですよ。+-×÷の符号の意味を知らないで計算を解いているのと同じことですよ。それって意味がないですよね? できるようになりませんよね? それと同じことです。
最近は、塾向けの教材で、「論理」とか「これで読解ができるようになる」系のものが出てきています。それを順次解いていけば、読解ができるようになるとか何とか、塾屋さんが自慢げに言っているかもしれません。
危険ですね。一見良さそうに思えるでしょう? でも、大いに危険なのです。
なぜでしょう?
そりゃ、「そういう決まった形の教材でないと指導できる力がない」という証明だからです。だから、形にすがってしまうんですね。
だから、実践になるとロクに指導ができないわけです。その「決まりきった形の教材」以外のものが指導できないのですね。危険でしょう? 入試問題なんか一体どうやって対応するのでしょうかね? 不思議です。
私なら、こう言います。「教材、何でも良い(公立高校受験向けであれば)です」
何を使ってもやるべきことは同じですから。その辺の適当な教材で構わないのです。
論理力がつかないのでは…と心配ですか? そんなことはありませんよ。読解問題の解き方のルールって論理の塊ですから。だって、「ルール」ですもん…。論理じゃなけばおかしいでしょう? ルールを気合で解くっておかしいでしょう?
さて、教材の話はそのぐらいで、読解問題ができるようになるには、教材が全てではありません。まだまだ重要な要素があります。それを保護者説明会にてお話ししようと思います。
国語ができるようになるための具体策、大学入試改革の現状などを中心にお話しします。話は全部つながっています。読解ができないと何もできない。ずっと言っている通りです。
また、教科書改訂があって、現在の中学1年生、小学6年生あたりは、ちょっと面倒なことが起きそうです。それも知っておいてほしいと思います。