高松国語塾EQZ塾長です。
個人技とは個人の持つ技です。そのまんまか……
喜びの種類
当塾は個人塾です。全て塾長の個人技でやっています。システム化なんて1ミリも考えません。だから僕が指導できなくなったらその時点で終了です。
カリキュラムはどうなっているんでしょうか? というご質問もいただきますが、そんな高尚なものはありません。僕の個人技が全てです。
もし、カリキュラムがあったとしても、ほぼ守りませんし、どんどん変えていきます。机上より現状が優先しますので。
じゃないですかね? 今目の前に、問題が分からなくて困っている子がいれば、ちゃんと仕上げていこうと力を尽くすのが当然だと思うんですけど。
あ、すみません、大手塾は違いますね。目の前の困っている子を救うよりはカリキュラムが優先でしたね。
価値観は真逆でした。
まあ、それはともかく…
塾長1人でやっている塾で、チラシなどの宣伝物もない、看板もない、お知らせの掲示板もない、問い合わせも受け付けない、場所も電話も公表していないという、しかも出てきた塾長はジャージとかでロクな格好してないし……なんだか得体のしれない塾です。
そんな塾を選んで通うということは一体どういうことなのか?
当塾を知る唯一の手がかりであるブログを読んで、情報はそれだけだけど「ここに賭けてみよう」とスタートを切った人の集まりが当塾のご家庭なわけです。言い換えるなら、「自己(正確には我が子の)変革を求めてスタートを切る上位数%の人たち」だということです。
それを僕は理解しています。
だから、こんな塾に通ってくる子たちが喜ぶ塾にしよう、と思っているわけですね。
ただ、「喜ぶ」の意味合いを勘違いしている塾や人も多いので付け加えておきますが、当塾の場合の「喜ぶ」というのは、「知的好奇心・知的探求心が満たされた」という種類の喜びです。
決して「何とかパーティーをやって喜ぶ」ことではありません。「授業中に笑い声が響き渡る喜び」ではありません。
塾の本質はそんなところには存在しませんから。
塾の本質って
『え?塾の本質って点数を取るっていうことじゃないのか?』
あのね、そんなことは当然分かっています。100万年前から分かってるから。
点数を取るという最終目標に到達するためには何が必要か?
もうね、読解力なんですよ。
これも100万年前から分かっていることなんですよ。
「問いを正しく読み取り理解し、問いに正しく答える」
言ってみればこれだけです。どの学年であろうが、どんな科目であろうが、同じです。
でも、たったこれだけのことに到達するためにどれだけの努力が必要か……
多くの子は「問いを間違って読み取り、それに正しく答える」ことをやっているわけです。根は真面目だから、正しく答えようとするんだけど、間違ったまま読んで間違った理解をしているのです。だから、当然答えも間違うと。
それを正していくのには、莫大な労力と時間が必要なんですよ。当然、生徒本人の意欲も。
あと、生徒の能力やクセを見抜いて、修正できる技能を持った指導者と。←もちろん僕のことです。
「じゃ、間違って読み取ったことに、間違って答えたらどうなるのか?」
うーん、それはもしかしたら正解するかもね。1周ぐるっと回って。
でも、うちはそれは目指していないから。
「かもね」は目指しません。
敢えて言うなら「だよね」かな? ←この辺ちょい意味不明。
0.08mmの成長
この前、小学生の女の子が教えてくれました。1年間で身長が3cm伸びたんだそうです。
良いね、育ち盛りだね。
ということは・・・と計算してみると1日あたり、0.08mm伸びていることになります。
10日で0.8mm、1か月で2.4mm程度。
その成長は日々の生活の中では明確には分からないし、気付きもしないけど、着実に伸びているわけです。
で、その話の流れで、女子は身長はいつまで伸びるとか何とかという話になりました。うちの塾生の高校生女子によると、だいたい中3ぐらいでは伸びは止まったと。高校生になってからは伸びていないと。
で、そこでふと思い当たることがありました。
「高校生になってからは伸びない」
どこかで聞いたフレーズです。
そう、新井紀子氏の著書の中で出てきた調査結果です。
「読解力は高校生になってからは伸びない」
であれば、中学生のうちにある程度の読解力をつけておかないと、大学受験時に困るということです。
読解力も女子の身長も中学生までが勝負と。
つまり、
結局、
要するに、
「読解力の伸びと女子の身長の伸びは相関関係にある」
ということで良いでしょうか?
↑ 読解力、思考力のない人が出す結論ね。
看板、そういえばあった
「うちには看板がない」と書きましたが、そういえば、看板らしきものはありました。
これ。
質素な看板です。
割と安上りなんですよ。
っていうか、看板じゃないか、これ。
塾名も書いていないし。
うちの塾に来るならこの「看板」を探してきてくださいな。ビルの奥の方、階段を上がって2階です。
見つからないって……。
まず現状を知って
読解力の現状を知って下さい。まずそこからでしょう。そして、何をすればよいのかヒントを持ち帰って下さい。
子どもに勉強しろ勉強しろという前に、親が勉強すべきじゃない?と思うんですけどね。
まあ、こういう説明会にくる家庭は大丈夫なんですけどね。
保護者説明会「国語の危機を救う具体策」12月12日(日)13:30~15:30開催