高松市国語塾EQZ塾長です。
勉強体力というのが存在すると思っています。
成績の良い子は、これが備わっているのです。
長時間学習
例えば、一斉指導形式で、1日の授業時間が1時間×2コマぐらいであれば、勉強体力という概念に気付くことがないかもしれません。
当塾の場合、コースにもよりますが、長時間学習が可能な設定になっています。
特に、長期休暇中は、1日8時間ぐらいはやろうと思えばできる体制になっています。
そういう体制だと、この勉強体力があるのではないかと気付けます。
集中力とは別
よく言われるのは、集中力です。
勉強体力というのは、集中力とはまた別物です。
集中力というのは、例えば1時間なら1時間、頭を上げることなく、問題を解くことなどに没頭できることです。
もちろん、それはそれで重要な要素です。
勉強体力というのは、その比較的短時間の集中を何度も繰り返し、長時間机に向かい続けられる力、ということです。
スポーツに例えると、瞬発力があったとしても、長時間の練習に耐えられるかどうかは、また別問題ですよね。
それと同じようなものだと感じます。
基礎体力とも別
受験学年になると、長時間学習ができるコースがあるわけですが、毎日毎日1日8時間ぐらい平気でできる子、1日3時間ぐらいで疲れてしまってそれ以上無理という子に分かれてきます。
運動部出身で体力そのものがあることとは、これまた全く別問題です。
部活の練習は8時間でも大丈夫という基礎体力のある子でも、勉強になると途端に3時間でもできなくなるのは、よくあることです。
この差はどこから来ているのか、何が分かれ目になるのか、までは理解できていませんが、確実に存在する「勉強に対する体力差」なのです。
結局、勉強に対する姿勢の差、という抽象的な概念でしか説明できませんが、受験学年になるとますます、「勉強体力」が必要になってくるのは間違いありません。
勉強量とは
成績を伸ばすには、勉強量が必要だと言われます。
全くその通りです。賛成です。
勉強量とは言い換えると、勉強時間です。
長い時間を勉強に費やすのです。
そうなると、この勉強体力があるか否かが重要な要素になってきます。
ですので勉強体力は、成績を伸ばすため、目に見えない土台になっているわけですね。
時間をかけて
当塾では、受験学年以外は1回の授業で2時間半程度とってもらうようにしています。
途中休憩はして構いません。
休憩を挟みながらこの2時間半の勉強をやり遂げることで、徐々に勉強体力がついてくるのではないかと思いますし、そうあってほしいと思っています。
また、学期の終わりとか、テスト前には、時間自由制で「教室開放期間」という日程を設けています。こういった日程を活用して、長時間の勉強に取り組んで慣れていってもらいたいと思います。
恐らく、家での勉強では、勉強体力は測れないと思います。すぐに中断する要素が盛りだくさんですからね。
ですので、塾に来て徐々に長時間の勉強ができる体力をつけて行ってほしいわけです。
尚、勉強体力に、小学生、中学生、高校生という区別はありません。小学生でも勉強体力がある子はいますし、大学受験生でも無い子もいます。
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