高松市国語塾EQZ塾長です。
夏休みは、普段より多少時間が取りやすいでしょうから、読書を楽しむのも良いですよね。
さて、選書に関してです。
どんな本を選べばよいのか?
塾長が思うことを述べたいと思います。
以下の内容は、主に物語系の書籍を想定しています。
好きな本
図書館であっても、書店であっても、ウエブ上での購入であっても、基本は同じです。
まず、お子さんが関心を持つ本、好きな本、読みたい本を選ぶのは全然問題ありません。
ぜひ、それは読んでいきましょう。
この点は、念のため、お伝えしておきますね。
ずらした本
もし、可能であれば、「ずらした本」を読むことをお勧めします。
「ずらした本」とは、
現在のお子さんの立場から離れた本
という意味です。
お子さんが男の子であれば主人公が女の子の本
お子さんが女の子であれば主人公が男の子の本
です。
性別をずらした、ということですね。
他にも、ずらせるものはたくさんあります。
他の「ずらし」
お子さんが小学生であれば、お子さんより上の学年の子が主人公の本や、中学生が主人公の本です。
お子さんが中学生であれば、主人公が高校生である本
年齢をずらしたわけです。
平成とか昭和時代の本。
これは、年代をずらしたということですね。
物語の舞台が海外の本。
これは、場所をずらしたということです。
多分、場所だけでなく、文化や考え方も変わることでしょう。
こうやって、「お子さんの現在」からずらせるものはたくさんあります。
未知の知
これは、何を狙っているのかというと、
「未知のことを知る」
です。
小学5年生の男の子にとって、中学生の生活は「未知」なわけです。
小学5年生の女の子にとって、同年代であっても海外の子の生活は「未知」なわけです。
未知の世界に触れて、刺激を受けるのが良いかなと思うわけです。
同類
多くの人は、自分と同類のものに魅かれることは多いと思います。
お子さんも同じです。
同じ性別、学年、境遇が同じようだと、その分、感情移入もしやすいわけです。
面白いなと思いやすいのです。
それはそれで良いです。
面白いと思うことはとても大事ですからね。
ただ、何冊かに1冊ぐらいは、上記のような「ずらした本」も選んでほしいなと思うわけですね。
大げさかもしれませんが、「未知の正解を知る」ということは、視野の拡大とも言えますから。
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