高松市国語塾EQZ塾長です。
世の中には考えられないほど大バカ野郎な人がいます。
はい、EQZ塾長の学生時代です。
EQZ塾長は、学生時代どうだったのか? 勉強はできたのか? というお話「中学生篇」です。
バカ野郎すぎるので、決して真似をしてはいけませんよ。
中学1年の一発目
中学1年生の最初の中間テスト、何をすれば良いのかさっぱり分かりませんでした。機嫌よく遊んで、テスト前日に国語の漢字だけ仕上げていきました。
出たとこ勝負です。
学年約200人中4位でした。
これが間違いの元でしたね。
はっきり言って、これで勉強を舐めました。
は? みんな、そんなもんなの?
というのが正直な感想でした。
末路
「勉強なんか、やればいつでもできるでしょ」と勉強を完全に舐め切った人間の成績が良くなるわけがなく、下降の一途でした。
そして、順調に下がり続け2年生の中頃には平均点レベルまで下がっていました。
成績を上げるのは大変ですが、下がるのはすぐです。何もしなくても下がります。
というか何もしないから下がるのですが・・・。
ただ、不思議なことに、何もしなくても平均点レベルより下にはならないのです。
つまり、そのあたりが自分の下限であり、当時の実力の適正な位置だったのでしょうね。
慣れとは怖いもので、平均点レベルの点数でも特に何も思うこともなくなるわけです。
そして何より怖いのは・・・
最大の理由
中学3年生になっても相変わらずでした。1年生の最初が200人中4番だったのが、中学3年生の2学期には120番ぐらいまで落ちました。
なかなか凄まじい落ち方です。
落ち方としては、お見事でしょう?
なぜそんなにできないのか? その原因は、僕の中では割と明らかです。
それは
「良い点数を取ろうという意思がなかった」ことです。
要は、「テストの点数なんかどうでも良い」と思っていたわけです。
最悪ですよね。
完全に勉強を舐め切っています。
断固拒否
志望校を決める頃、担任の先生からの説得がありました。
「その志望校受験者の中でお前はビリから2番目だ。受からない。志望校を変更しろ」
→いえ、変えません。
「せめてすべり止めの私立を受けろ」
→いえ、受けません。すべり止めの学校に行くつもりないんで。
志望校には到底合格できないレベルにもかかわらず、すべり止めすら受けるつもりなし。
「まあ、やればできるでしょ」
という思いが根本にあるんですね。
でも勉強をするわけでもない。
最悪です。
怒涛
中学3年生の1月の診断テスト、これがやはりいつも通りでした。
つまり、平均点レベル。
つまり、合格できない。
診断テストが終わった瞬間、「ダメだ!これでは受からない!」と叫んで、その後の授業やホームルームをすっ飛ばして、家に帰って速攻で勉強を始めました。
ついにゴングが鳴ったわけです。
一瞬でスイッチが入りました。
まあ、そこからは怒涛の勢いで勉強しました。
人生で最も集中して勉強した期間だと思います。
寝ているとき以外は全ての時間を勉強に費やす。食事中、入浴中、学校の休み時間、全て勉強。
問題を解けなくても頭の中で復習はできますので。
受験まであと2カ月、ビリから2番、軽く合格圏外、すべり止めなし、塾にも通っていない。
果たして間に合うのか?
結果
ラストとファーストを掛け合わせたスパート。
怒涛の追い上げ。
ごぼう抜き。
結果、
入試では、250点満点でいうと239点で合格です。
中学校の先生によると、うちの中学校ではトップらしいです。
「ほらね、やりゃできるでしょ、っていうか取り過ぎたか」
と鼻高々です。
でもね、一つだけ後悔があるんですよね。
社会で1つ間違えたんですよ。
社会は満点とれると確信していたので衝撃的でした。
しかも分かっている問題です。今でもその問題をはっきり覚えています。
だから、相当ショックだったんでしょうね。
分析
当時、塾には通っていませんでした。だから勉強は全て自力です。
良い点数が取れたのは、一つは、分析です。診断テストの答案を調べて「何ができていないのか?」「どうすれば得点できたのか?」を自分で割り出したことが大きかったと思います。
あとは、
背水の陣での覚悟ですかね。
もうやるしかない、すべり止め受けていないし、点を上げなきゃ高校生にはなれない、という危機感ということでしょう。
もう一つ、良かった点。
追い込みの受験勉強時期に「国語の読解の勉強はしていない」です。
これはやはり「やらなくてもできたから」です。
読解力があったというのは、高得点を取れた要因の一つだと確信しています。
でもね、はっきり言ってバカですよね。そこまで追い込まれなければできないというのは。
だから、良い子のみなさんには、こういったやり方は絶対にお勧めしません。
こういった自分の経験から、受験が近づく前から地道にやっておけよ、というつもりで日々学習に取り組んでもらっているわけです。
逆転合格と言えば格好良いけど、逆転なんかせずとも今のままで十分合格できる、という状況が一番望ましいですからね。
覚えておいてほしいこと
僕のような勉強法は決してお勧めはしませんが、一つだけ、伝えておきたいことがあります。
諦めなければ、そして、本気になれば、どうにかなる
ということですね。
合格ラインまであと10点ほしい・・・このぐらいの話であれば、1カ月2カ月あれば十分ですよ。
結局、本人が覚悟を決めてやればどうにかなります。
逆に言うと、いくら周りが言ったところで本人がしなければ・・・ということですね。
精神論的にはなりますが、どんな状況であろうと、勉強以外であろうと、本人の覚悟というのは全てのベースになっているわけです。
まだまだ諦めず、できる限りのことはやろうね、という受験生へのエールでもあります。
さて、お子さんが受験で苦しまないように、ちゃんと読める子になるように、何を意識しておくべきなのか。親は何をすべきか? そういったお話をさせていただきます。どうぞお越しください。