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得点に至る力

高松国語塾EQZ塾長です。

 

今回は、本格的に国語のお話です。しかも得点能力に関するお話です。

 

2023年度まで満席の見込みです。ご期待いただいたにも関わらず、入塾していただくまでに相当な時間が経ってしまいます。

申し訳ないと思っているわけです。

ですので、多少なりともヒントになればと思っているんですね。

 

詳細な話は、7月18日(月・祝日)13:30~15:30 保護者説明会「国語の危機を救う」にてご確認いただきたいと思います。

 

 

 

国語はできるようになるまでに、或いは点数が伸びるまでに、時間がかかると言われています。

 

これは、ある面では正しく、ある面では間違っていると思います。

 

それは、それぞれの子のレベルの「今いるステージ」によって異なるからです。

 

下の図をご覧ください。得点に至るまでのイメージ図です。

※あくまでもイメージであり、きっちりと5段階に分かれているわけではありません。

 

Aの力から始まってEの力まであります。

それぞれ別の力だと思っています。

得点に至る手前は、Aの力になっていますね。これは、「テクニック」を表しています。

解き方、書き方、選択の仕方等、練習の時にも実際にテストを受ける時にも使うべきテクニックです。

 

国語ができないという子の中には、様々なレベルがあるんですよ。

この「テクニックだけが足りない子」というのは、すぐにできるようになります。ほんの数か月です。

 

ちゃんと読めていて文意も理解できている、でも、その後が甘いということなんですね。

 

図の中のBの力からのEの力までは既に持っていて、あと一息、「解き方が悪いから」点数につながっていないのです。言い換えるなら「点数の取り方が悪い」のです。

 

能力はあるんだけど、ノウハウがない、と言っても良いかと思います。

 

このタイプの子は、僕のもとで「解き方」を学んでください。ちゃんと点数につながる解き方を学んでください。

すぐにできるようになります。

 

尚、このテクニックに関しては、

高松市個別国語塾

ということになっています。

 

 

 

それに対して、Eの力、Dの力といった土台ができていない子は、かなり時間がかかります。

正直なところ、中学3年生になってここができていない子は、間に合わない可能性が高いです。

どうにかこうにか誤魔化しながら、そこそこの点数を目指すしかないのです。

ではそのEの力、Dの力という土台とは何か?

 

一番下のEの力は「視野の広さ・体験値」であり、Dの力とは「語彙力」です。

 

>機能する、はぐくむ、せいせいする、由来、因果関係、典型的、介する、いとおしむ・・・

 

これらの言葉は、手元にある問題集からの抜粋ですが、中学3年生にもなってこれらの言葉が分からないっていうのであれば、ほとんどアウトでしょう。

診断テストや入試で得点を取る、というレベルではちょっと考えにくいのです。まず学年相応の文章の意味をちゃんと理解していくことを目指す、というレベルから始めざるを得ないです。

当然、多くの場合間に合いません。

 

そしてこれより怖いのが、Eの力が示している「視野の広さ・体験値」です。これが十分でない子は、はっきり言って泥沼状態です。やってもやっても手ごたえがない…ということですね。

 

保護者説明会にお越しください。実例もたくさんあげて説明しますので。

 

 

 

なぜこんなことになるのか?

大きな要因の一つは、過保護にあると思っています。

 

大事な大事な我が子を囲ってしまい、世の中を見せない。

先回りして全部親が準備して、子どもの考える力を奪う。

 

お金もかけ、時間もかけ、手間暇かけて、全力で視野の狭い子を作り上げるわけです。

 

で、子どもは、文章を読んでも何の話なのか分からないと。語彙力が少ないのは言うまでもありません。

 

要は「世界観がない」のです。

 

つまり、過保護な親は、全力で子どもから世界観を奪っている、ということです。

 

たった一つ可能性の光があるとすれば、子どものポテンシャルが元々高い場合です。

この場合のみ、インプット量を増やすことでどうにかなります。

 

ポテンシャルが低い場合はどうなるのか?

はい、もう無理です、と言いたいところですが、僕には指導は無理です、と言っておきます。

 

 

怖いですね。

 

でも、多いんですよね。

 

 

 

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