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評価軸は自分自身

高松市国語塾EQZ、塾長です。

レベルの低い塾だと「ライバルに差をつけよう」みたいなフレーズを使って宣伝をすることがあります。

あのね、そんなの気にしなくて良いですから。

ライバルに差をつけなくて良いですから。

 

っていうか、「ライバル」って何よ?

 

適当な内容を適当に更新するEQZ-インスタ

 

 

入試というのは、普通は相対評価です。自分がいくらできていても、周りが自分よりできていると順位が下がって、合格圏外になってしまうことはあります。その逆もあります。一般的には、他の受験生との比較で合否は決まります。競争倍率も影響を与えることはあります。

もちろん、そんなことは僕も分かっています。それでも、周りがどうのこうの、と考える必要はありません。

大事なのは自分の学力を着実につけることです。自分の中での絶対評価で生きてほしいのです。

診断テストでも、定期テストでも、どんなテストでもそうですが、大事なのは終わった後です。

何ができたか?勉強の成果はどこで発揮できたか? という良かった点。

逆に、何ができなかったか、足りなかったか、ミスをしたのか…等のできなかった点。

これらを丹念に見直し、次のテストに向けて勉強のプランを作っていくことです。

トライ&エラーですね。

そして、一つ一つ改善を積み重ねて着実に点数をとっていくことです。

要は、自分の学力を上げていくということですね。

 

そこに相対評価はありません。自分ができるようになるかどうかだけです。

強いて言うならば、昨日までの自分との比較です。

ほんの1ミリだけでも良いので、昨日までの自分を上回れば良いのです。1ミリというのは例えね。「できかなったこと」が「できるようになる」ことです。それがたったの1問だけでも良いのです。たったの1問でもできることが増えるのを成長と言います。毎日毎日それの積み重ねです。

 

 

そう考えれば、ライバルに差をつけようというのがいかに愚かしいか分かりますよね。「ライバル」という人が毎日遊んでいれば、自分も遊んでいれば良いということになります。

そもそも、ライバルという人が遊んでいるのか勉強しているのか、どの程度の成長なのか、知る機会はありません。

だからそんなこと気にしていても仕方ないのです。

 

極端な話ではありますが、自分が学力をつけて入試で全科目満点取れば良いのです。絶対に落ちません。そこにはライバルという概念すらありません

 

友達にテストの点数で勝ちたい……これは相対評価になるわけですが、そういった気持ち自体は否定しません。それがベースにあるのも構いません。

でも、友達に勝とうと思えば、自分が成長するほかに、友達の足を引っ張るという選択肢もあります。考えるまでもなくおかしな話です。つまり、これは本質ではないということではないでしょうか? 

勉強に向かう動機自体は相対評価的なものであっても、その目的を達成するためには、自分の絶対価値を高めていくしかないわけですから。

 

受験というのはライバルとの戦いではありません。自分との戦いです。

 

いや、そもそも受験も含めて勉強というのは自分自身を成長させるためのものです。

 

 

ライバルに差をつける必要はない、ライバルに勝つ必要もない、というのは、結局、そんなことが勉強の本質ではなく、勉強とは自分の力をつけていくためにするのだから、そんなことを考えても仕方ない、ということを言っているわけです。

ライバルという人が、何点だったのだろう? ということを気にするよりもっと気にすべきことがあるでしょう?目の前に転がっているじゃないですか。

 

 

 

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