高松高校合格専門国語EQZ、塾長です。
高校1年生諸君が各校にて模試を受験しています。高校受験が終わったと思ったらすぐに大学受験に向けての勉強が続きます。
ハードな日々はまだまだ続くのです。
高1の春休み
高校受験は3月上旬に終わります。1週間ほどゆっくりしてもらった後、春休み中には、新高1としての春期講習が始まります。
その期間中、何日間かは、新高1の諸君には午前9時集合を強制しています。というのは、その期間中に、高校で習う文法内容を教えてしまうからです。
もちろん隅から隅まで教えるわけではありませんが、単元としては全て教えます。原形不定詞、知覚動詞、使役動詞、仮定法、過去完了、大過去、関係副詞等々…
ここで注目してほしいのは、そういった高校内容を高校に入学する前に全て終わらせることができる学力を生徒が持っているということです。
細かい内容は随時覚えていくとして、その概念の理解と基本的な構造の理解は高校入学前にできるのです。これも中学校までの学力がしっかりしているからです。
だから、誰も難しいとも言いません。
あ、誰も言ってくれないので自分で言いますが……高校内容のすべての文法をギュッとまとめて短時間に伝えて理解させる技量が私にはある、ということでもあるんですけどね ← ここちょっとだけ大事……笑
それより大事なこと
ただ、中学生在学中からずっと生徒に伝えていることがあります。
単語の数が何よりも大事
ということです。
何よりも大事、はちょっと大げさかもしれませんが、非常に重要な要素であることは間違いありません。
ですので、何を勉強するのか、本人の意向を尊重し、できるだけそれに沿う指導、押し付けない指導をモットーとしている私にしては珍しく、中学校を卒業してからは強制しています。
単語の暗記です。
生徒の方も「そうか単語は大事なのか」と理解したのか、渋々暗記してきます…笑
参照:コツコツやるしかない
一転本気に
ところが模試です。これを受けることは非常に大きいです。ようやく話題が模試に戻ってきましたよ。
単語は大事と塾長に言われていたけど、面倒くさいなと思いながら暗記してきたわけですが、模試を受けると変化が現れます。
「模試、英語はどうだった?」と尋ねます。生徒は「長文が読めなかった」と答えます。
「なんで読めないの?」に対しては「単語が分からなかった」と答えます。このあたりは毎年定番ですね…
ようやく大学受験のレベルを知り、単語を知らないとにっちもさっちもいかない、ということに気付くわけですね。高1でそれに気付くのは非常に大切なことです。
模試の役割
そう考えると……
模試は自分の実力を知る、測るという側面はあります。何も志望校の合格可能性を探るだけではありませんよね。
自分の実力を知るとは、できていることを確認するとともに、できていないことを知ることでもあります。
できていないことに気付かせてくれ、その後の勉強の指針を作り出すことができる機会です。これ、メチャクチャ有意義ではありませんか?
模試は終わった後が大切というのは、こういう役割りを持つからですね。
単語の重要性に目覚めた高1諸君は、今後、すごい勢いで単語を覚えていくものと思われます……多分……
尚、高松高校合格専門国語EQZでは高校生は新規で募集はしていません。中学生の間に「大学受験で生かせる勉強の仕方」を身につけ、基礎学力を身につけた当塾の卒業生だけに限定しています。
甘っちろい塾に行っていた子って、学ぶ姿勢も基礎学力もついていないですからね。論外なんですよね。
EQZ-LINE 忘れた頃に、大学入試改革関連の情報をお届けしています。1か月に1回か0.5回ぐらい……