高松高校合格専門国語EQZ、塾長です。
「空気の醸成」というタイトルにしました。醸成とは何ぞや? 辞書によると「ある状態・気運などを徐々につくり出すこと」という意味があります。それです。
空気とは、本当の空気ではありません。ここでは、雰囲気としておきましょうか。
つまり、塾の雰囲気の状態をどう作り出しているか? というお話です。塾の選択の際には、見落としがちになっている、というか、ほとんど気にしていないことと思いますが、とても重要なポイントだと思います。
小学低学年から中学3年生までが対象の読解講座、大好評につきかなり混み合っています。今から希望の方は夏休み期間には受講できない可能性はありますので、予めご了承ください。※高校生講座は、中学3年生の段階で在籍した人だけが対象です。
塾は大抵やかましい
塾というのは、やかましいものらしいです。
休憩時間にやかましいならまだしも、授業中でもやかましいそうです。塾側にとったら「大事な大事なお客様」なので、騒いでいても注意しないようです。辞められたら困るので。
結果的に、意欲のある子、集中して勉強したい子が退塾し、騒ぎたい子だけが残るという流れになるわけです。
怖い環境ですね。意欲のある子、集中して勉強したい子には。
無法地帯の自習室
自習室を謳っている塾も多いようです。が、これも大変なことになっているケースがあるようです。
要は、無法地帯なわけです。「寝る」ならまだ周りに迷惑をかけるわけじゃないでしょうから、大目に見るとしても、「騒ぐ」「喋る」「食べる」「漏れる」あたりは当然の出来事のようです。「漏れる」というのは、イヤホン・ヘッドホンから、音楽などの音が漏れて気になって集中できない、ということです。
もちろん、騒いでいようが喋っていようが、「大事な大事なお客様」なので、注意なんかしません。という以前に、監視すらしていない塾もあるようで。
もはや自習室なんて言えません。無法地帯のタコ部屋とでも言った方が良さそうです。
低デシベル
EQZは静かですよ。満席になっていても、誰もいないのと同じデシベルです。
生徒が来た時帰る時の挨拶、私と生徒が質問などを通してやり取りする声、だけです。
そもそも、集まってきている層が、上位校を目指す本気の子たちばかりなので。騒ぐなんていう発想すらないと思います。何のために塾に通っているのか、ぐらいの自覚は当然あります。というか、それがない子が集まる方が問題なわけで……。
私の方からも、受講前から「何も面白くないよ。受験道場のようなものだと思って来てね」ということは伝えてあります。まあ、伝えるまでもないですが。
そして醸成
そういった空気感だから、新しく来た子もその空気になじんでいきます。挨拶、質問以外に声をあげるのは悪だという当たり前の空気ができます。
受験に向けた空気の醸成が完成するわけです。
いや、それは正確ではありませんね。完成するというか、EQZでは、最初からそれしかありません。上位校に行くにはそれにふさわしい空気の醸成があって当然だと思うのです。
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