高松市国語塾EQZ塾長です。
今回は、受験校選択に関するお話です。
真面目に。
だらしない性格なので
受験校選択にあたっては様々な選択肢があります。
子どもの性格面から考えることもあります。
もちろん、それはそれで悪くないことです。
問題はそこから先です。
例えば、「うちの子はだらしない性格で、果たしてこんなので社会に出てやっていけるのか?」と不安に思わせてしまうお子さんがいるとしましょう。
そして、その子の受験校を考えるときに、二つの学校が選択肢に出てきたとしましょう。
二つの選択肢
一つ目は、躾の面を重視しており、生徒管理、学習管理をしっかり行う、厳格な学校。
二つ目は、自主性を重視しており、校則もほとんどなく、自由な校風の学校。
だらしない面があるお子さんには、どっちの学校が良いと判断するでしょうか?
うちの子はだらしない。だから、厳格な学校でしっかりさせたい。
うちの子はだらしない。だから、自由な校風でないと合わない。
恐らく、前者には「だらしない面を直したい」という思い、後者には「だらしないのは仕方ない」という思いがそれぞれ前提として存在するのだろうと思います。
重視すること
うちの子はだらしない。だから、厳格な学校でしっかりさせたい。
うちの子はだらしない。だから、自由な校風でないと合わない。
僕は、両者とも正解だと思っています。
結局、価値の基準をどこにおくのか?ということだと思います。
そして、その価値の基準は、家庭によって異なります。
つまり、根底にある思いによって判断基準は異なりますので、それをベースにした考えであれば、どれも間違いではない。
後悔のない選択
「後悔のない選択を・・・」なんていうのも変な言葉で、中身が無い言葉だなと思います。
志望校選択の時点では、たくさん考え、悩み、調べた上で、ベストだと思う選択をするわけです。
後悔なんかないでしょうに。
というか、「後悔する」とか「失敗だ」とか、そんなのは、本人が「そう思っているだけ」のことであって、そう思わなければ、後悔も失敗も存在しません。
どういう選択であれ、次に向けてのステップを踏み出せば、後悔も失敗もないはずですよね。