高松市個別国語塾EQZ塾長です。
中学3年生は、診断テストが連続してあり、さらに、内申書に大きく影響を与える期末テストも控えており、受験まっしぐらですね。
そんな中、国語ができないと悩んでいる人も多いことと思います。
※今回は中学生向けの内容です。小学生向けは改めて書きます。
中学3年生の国語
中学3年生のこの時期だと、国語を根本的に良くすることはかなり難しくなってきます。だから、テクニックでどうにかします。それが、読解問題の解き方のルールなのです。
テクニック全開で、文意が十分読めていなくてもどうにか点数につなげようという趣旨です。
本当は読解力をちゃんとつければ良いのですが、時間がないのでそうも言ってられません。目先のテクニックに頼らざるを得ないのです。
尚、この読解問題の解き方のためのテクニックは、香川県では多分当塾でしか学べません。
中学1年生2年生の国語
中学1年生2年生ですと、多少の時間的余裕はあります。
ですので、テクニックももちろん身につけていってもらいますが、他の狙いもあります。実際、通塾のたびに生徒諸君には地道に実行していってもらっています。
語彙力の増強です。
以下の文をみてください。中学1年生で出てくる表現です。
◆科学技術の発展は累積的である。
◆罪悪感を感じずにはいられない。
◆里山に郷愁を感じる傾向がある。
◆自然信仰の精神をはぐくんできた。
お子さんはこれらの文意が分かるでしょうか? お子さんに見せて、文意を言ってもらってください。「単に文字を読む」のではありませんよ。文章の意味するところを言ってもらうのです。
「注」は出てきておりませんので、当然「分からなくてはいけない」レベルのフレーズです。
EQZの塾生は分かるのか? 分からないこともありますよ。だから日々語彙力増強を行っているわけです。
分からないことがダメなのではありません。分からないことをまず自覚し、それを解消するための具体策を実行していないことがダメなのです。
圧倒的な差
なぜ国語ができないのか、僕は分かっています。
いや、正確に言うと、「なぜこの子は国語ができないのか」を一人一人の解き方などを見て判断できるのです。
個別に一人一人の解いた様子、書いた文章を読んでいるからですね。
決して、クラス式の授業で解説をしてお終いではありません。
「君の場合、何が悪いのか、何を改善すべきなのか」を一人一人に指摘するわけです。
だって、一人一人、考え方の癖、書き方の癖ってありますから。良い癖も悪い癖もあります。悪い癖=点数につながらない癖を矯正してくのです。
さらに、日々、語彙力の増強を図っています。具体的な指導はここでは伏せますが、ぜひ考えてほしいことがあります。
自分の癖や改善点を自覚し、日々語彙力の増強を図っている子
自分が読めていないことに気付かず、分からない言葉も放置したままの子
1年後2年後、文章がすらすらと読めて、テストで困ることがない子はどっちだと思いますか?
というお話です。
圧倒的な差がつくのは明らかですよね?
そういった意味から、中学1年生2年生のうちから、或いは、小学生のうちから、先を考えて国語塾を選択する親御さんは賢いなと思うわけです。上記で述べたことが分かっているという証拠ですので。お世辞抜きで尊敬に値するわけです。
そして、当塾は、そういったご家庭とだけお付き合いできれば良いのです。
お子さんの読解力に不安を感じる方、文が読める子にしたいという方のために、ヒントをご提供しております。お出かけください。そういった労力を厭わないご家庭にこそご参加いただきたいと思います。12月に開催予定です。