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波があるのは並

高松国語塾EQZ塾長です。

テスト結果に波がある…と悩まれる親御さんもいらっしゃいます。波とは一体何か?

波というのは、テストの点数が良かったり悪かったりすることを指すのでしょうか?

それであれば、波があること自体は問題視するようなことも出ないと思います。そりゃ波はありますよ。

波が起こる要因は何がありますか?

・内的要因:得意不得意

・内的要因:そのテストに向けての勉強時間、準備

・内的要因:気分などの精神状態

・外的要因:テストの難易度

あたりでしょうか。もちろん複合的な場合も多々あります。

仮に、上三つの内的要因が一定であったとしても、一番下の外的要因にも左右されます。しかも割と影響が大きかったりもします。

ですので、波があるのは当たり前だと思っています。つまり、波があるのは並にあることです。

国語において波は何で起きるでしょうか?

よくあるのは、文章の題材による波です。得意不得意に属する要因といっても良いかと思います。

これはね、ありますよ。誰でもありますよね、得意な文章orすらすら読める文章だったり、逆に、不得意な文章or意味がとりにくい文章。

これがなぜ起きるのかは、保護者説明会「国語の危機を救う具体策」にてお伝えしております。まずそれを聞いていただきたいと思います。対策もわかります。

誰にも波はありますが、説明会でお伝えしたことを実行することによって、波のうねりが小さくなります。つまり、どんな文章が出ても大体同じように対処できるようになる、ということです。

波を少なくすることはもちろん大事ですが、そう簡単にはいきません。

それよりも、すべきことは「一つ一つを丁寧に行う」ということです。

あ、ざっくりし過ぎましたね。

 

いろいろな意味での「丁寧に行う」があるのですが、ここではテスト後に絞ってお伝えします。

テストが終わって、良かった悪かったというだけでは意味がありません。大事なのは、何ができなかったのかを分析することです。不正解になるのは、

・全然分からなかった

・テスト勉強の時に少しやったけど仕上げられていなかった

・ミスをした

という分類ができるかと思います。このうち「全然分からなかった」は、あまりに気にしなくても良いと思います。誰にもそういう問題はあります。すべての科目で満点をとれることもありませんしね。

大事なのは、「テスト勉強の時に少しやったけど仕上げられていなかった」だと思います。惜しかった問題ですね。その問題に対して「何をしておけば良かったのか」「何が足りなかったのか」を考えてみてください。

「その内容を甘く見ていた」のかもしれません。「ちゃんと仕上げるだけの時間がなかった」のかもしれません。「勘違いして覚え間違っていた」のかもしれません。それぞれの理由に対して、とるべき措置はでてくることと思います。

「テスト勉強の時に少しやったけど仕上げられていなかった」のはもう一歩だったわけです。自分の力が及ばない範囲ではないのです。理由をもとにしてその改善を図ればできたはずの問題なのです。次回に向けて、それを改善していけば良いのです。

そうやって一歩ずつ進んでいくのです。これを成長と言います。

 

親が全部これをやって、「手間暇かけて子供の成長を奪う」ケースもよくありますけどね……

 

尚、「ミスをした」については、また改めます。ちょっと考えていることがあり長くなりますので。

 

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」