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診断テスト後

高松市国語塾EQZ、塾長です。

中学1年生、2年生の皆さん、診断テストも終わりましたね。出来具合はどうでしたか?

診断テストが近づくと懸命に「診断テスト対策」なるものを実施する塾も多いかと思いますが、あまり意味がないかなと。

直前になって慌てても遅いです。暗記物であればまだ「対策」も分からないこともないですが、国語の読解なんかは直前に過去問を2~3問解いたところで何も変わりませんよ。変わると思っている方がおかしいわけで。

むしろ、終わってからの方が重要だと思っています。診断テストの答案を基にして分析しましょう。

 

 

〇が取れなかった問題を種別に分けましょう。

1 全然分からなかった。

2 もう少し勉強しておけば解けたかもしれない

3 分かっていたのにミスをした

のように分けることができると思います。

1は、もう仕方ないですよ。

次に向けて、間違ったこと、覚えるべきことを練習していってください。

2は、普段の勉強の見直しに活用しましょう。

もう少し勉強していれば解けたかもしれない、とは、言い換えると、「勉強量が足りなかったので解けなかった」です。

日々の時間の使い方から始まって、問題集の使い方、覚えるまでの練習量、工夫、などを見直すきっかけにしてほしいと思います。

 

 

3の「ミスをした」なんですけどね、あまり軽く考えない方が良いと思います。

×をミスだと捉えれば、次のような発想になると思います。

「次は気を付ければ良い」

「注意していれば〇は取れる」

そうかな?

と思うのです。

どんなミスなのかにもよりますが、もしかしたら「正しく解く能力がない」可能性はあります。

いや、むしろその可能性の方が高いです。

正しく読んで正しく理解して正しく解く。

これが正解をとる基本なのですが、それが不十分であるかもしれないのです。

次はミスをしないように気を付ける。

という発想になると、多分、そういったことに気付かないままになってしまいます。

当然、改善の努力もしないと思います。

 

 

大事なのは「次」です。

今ここで失敗するのは良いのです。もちろん失敗しない方が良いですが、アッと思うような失敗は今のうちに経験しておく方が良いのです。「次」へのチャレンジは、その失敗がベースになるわけですから。

失敗が悪いのではなく、失敗を「次」に生かさないのが悪いのです。

一気に成功に近づくことはありません。一歩ずつ一歩ずつ成長していくのです。

結局、地道にそれを繰り返した人が勝ち残るのです。

勉強に限らず人生の全ての面においてそれは同じことではないでしょうか?

そうだよね、と思う人は、EQZの門を叩いてくれれば良いかと思いますよ。

 


 

お子さんの将来を真剣に考える親御さん限定の説明会です。

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」

3月10日(日)10:00~12:00

高松市内中心部にて

入場無料

詳細、お申し込みはこちらからどうぞ。