高松市国語塾EQZ塾長です。
今回は、お子さんの将来をちゃんと考え、尚且つ、文意が分かり、感受性が高い人だけが読んでくれれば結構です。
僕は次のように思っています。
皆さんはどう思いますか？
2022年の曲がり角１
2022年中に、時代が曲がったところを2回見ました。
1つ目は、ワールドカップの時です。
インターネット上の放送の視聴者がかなり多かったことです。
特に若い世代で。
20代男性に限ると、テレビが37%、インターネット放送が32%となっています。
拮抗しています。
以前だと、テレビオンリーでした。
それが半分近くの人がインターネット放送を選択するようになったわけです。
時代が曲がった瞬間でした。
新しいメディアの登場によりその可能性を感じるとともに、旧式のものが廃れていく瞬間と言っても良いでしょう。
2022年の曲がり角２
2つ目は、ツイッター文学という流れです。
ツイッターというプラットフォームを利用して、ツリー形式（連続したスタイル）で短編小説を綴っていくことです。
それが大きく拡散され、話題になり、ついには書籍化されました。
何冊も。
ツイッターから小説・小説家が生まれた瞬間でした。
僕も、購入して読みましたが、非常に文才に溢れる方ばかりです。
ツイッターがなければ、彼らの才能に触れることはなかったのかもしれません。
今までの、各出版社が主催している新人賞からの小説家デビューというスタイルから大きく逸脱したデビュースタイルです。今までは到底考えられなかったスタイルと言って良いでしょう。
今後の出版に大きな影響を与えるはずです。
これも時代が曲がった瞬間でした。
2023年の曲がり角
そして、2023年になるととんでもないものがやってきました。
「chatGPT」を代表とする、人工知能を搭載したチャットの登場です。
これはもう大変な出来事です。
リリース以降のチャット自体の広がり、それに関連する話題の広がりを見れば一目瞭然です。
多くの人が、とんでもないものができた、これで世界が大きく変わるという認識を持ったようです。僕も同意見です。
一体どんな世界になっていくのか、僕程度の頭脳では分かりません。
が、多くの人の指摘と同様に「無くなっていく仕事がたくさん出てくる」ことは分かります。
逆に、新たに生まれてくる仕事も多いことでしょう。
インターネットの登場と同じですよね。
今、人工知能チャットが生まれたばかりです。
時代が大きく大きく曲がっている最中です。
それを目の当たりにしているのです。
仕事の発生と退廃
無くなっていく仕事、新たに生まれる仕事。
具体的に何とは言えませんが、それらは間違いなくあります。
無くなっていく仕事、すなわち、それに携わる人間は不要ということです。
言い換えれば、人工知能の方が良い、ということでもありますし、人工知能以下の人間は不要になる、ということでもあります。
現存する仕事でも既に人工知能に置き換えてもおかしくないものはたくさんあります。
なぜ置き換わっていないのか？
人工知能より人間の方が安かったからですね。
ところが、このたび出てきた人工知能は、非常に安い価格で使用できます。
人間に支払う給料とは比べ物になりません。
つまり、今後、人間から人工知能の置き換えが進むのは決定的だと思います。
読める能力
ある種の人間が不要になることは決定的で、しかしながら、世界がどう動くかは未知数である、という中で・・・。
そんな世の中を生きなければならない子どもたちに何をしてあげられるのか？
僕としては、一言で言えば、やはり
文意が分かる子
にしてあげたいと思うわけです。
どんな方向に世の中が動こうとも、これが全ての出発点だからです。
そして、文意が分かるために必要な
広い視野
高い教養
豊富な語彙
を鍛えていきたいと思うわけですね。
それらがないと、読解もできませんし、記述もできません。
そして手に入れた文意読解力を土台にして、あらゆる方向に転換ができる子にしてあげたいと思うんですね。
まだどんな世界になるか分からないからこそ、出発点になる読解力を鍛える。
そういう考えに賛同される方は、EQZの門をたたいてください。
とは言え、実際の受講はかなり先になってしまいますが。何卒ご了承くださいませ。
