診断テストは分かりやすい指標です。志望校に合格できるかの目安として考えることが一般的です。
高松高校は診断で何点必要なのか? みたいな会話は一般的ですよね。2学期になると診断テストが3回もあります。次々と出てくる点数に気持ちが奪われて、考えることが診断テスト中心になってしまいます。
はい、それはそれで全く否定しませんが、それだけでは足りていません。
香川県の公立高校入試の合否は、当日点と内申点の両者で決定します。
であるなら、診断テスト(ペーパー試験、当日点)だけを気にしているのは片手落ちですよね。
私としてはむしろ内申点を気にしてほしいと思います。理由は前々から言っている通りです。2学期期末テストで副教科(技能教化)のテストは終了です。それで内申点が決まります。12月頃には、入試の合否に関係する内申点が決まるのです。それは、もうそれ以降、いくら頑張ろうが何をしようか変えようがありません。逆転の余地はないのです。
当日点は、12月の段階から考えると、まだ2か月3か月あります。5科目で10点20点伸ばすのは、そんなに困難なことでもありません。つまり、まだ当日点に関しては逆転できる余地がある、ということです。
だから中学三年生は今からすべきことは、診断テストや入試に向けた勉強ももちろん大事ではありますが、2学期末テストに向けて内申点をあげるための勉強も必要なのです。
むしろ内申点。
これは覚えておいてほしいですね。