高松市国語塾EQZ塾長です。
点数につなげるための努力に関してです。
0点と1点
例えば、配点1点の記述式問題があると仮定します。
何も書けないと、当然、0点です。
完璧に書けると、1点です。
結果としては、0点か1点かのどちらかしかありません。
が、その途中過程は、0.1点刻みになります。
イメージですけどね。
0点からの成長
何も書けなくて0点を取った子が、読解問題の練習、記述問題の練習を積むうちに、少しずつ書けるようになってきます。
「完璧な0点」だったのが、「点数にはならないけど、0.2点ぐらいはあげても良いぐらい」と成長してきます。
更に、努力を継続すると、「0.4点レベル」「0.7点レベル」…と成長してきます。
「0.9点レベル」になると、「惜しい」ということになります。
「惜しい」ですが、0点は0点。
ですが、「完璧な0点」とは雲泥の差です。
あと一息なのです。
ここまで来るのも、なかなかの努力です。
そして、正直なところ、「0.8点レベル」~「0.9点レベル」で、ウロウロする子も多いです。
「1点」につながるまで時間がかかる子もいます。
でも、「完璧な0点」とは全然違いますからね。
1点への期間
この0点から1点につながるまでに、あきらめず、くじけずに、努力を継続できるか否かがとても重要です。
どの程度の期間かかるのか?
それは、もう人によるとしか言いようがありません。
それは、二つの意味があります。
一つは、その子自身の取り組み方の状況という意味です。
真面目にやっていない子はいないものの、真剣の度合いは人によって異なります。
もう一つは、文章の難易度と本人の成長のスピードです。
当然ながら、学年があがると文章内容そのものも難しくなります。
だから、現学年のままの力では、次の学年に上がったときに、力が不足してしまうということがあります。
現状維持は退化ということですね。
先が見えずとも
先はみえづらいですよね。
果たして点数は良くなるのか?
力はついてきているのか?
と思い始めると不安になります。
でも、やるしかないんですよね。
他に選択の余地はない。
国語に限ったことではありません。どの科目、どんな勉強においても、やり続けるしか成果を出す方法は無いですので。
やらない人には、何も訪れませんからね。