高松市国語塾EQZ塾長です。
時々される質問があります。
それは、「(市販の問題集で)お勧めの問題集は何かありますか」です。
何でも良いです
公立高校受験をするのであれば、
「公立高校向けであれば何でも良いです」
とお答えしております。
基本レベルでも十分です。
一般的には、「解説が詳しいもの」とか「色がついていて見やすいもの」等の意見もありますが、まあ、どうでも良いです。
お好みでどうぞ。
何でも良いわけ
なぜ「何でも良い」のか?
重要なのは、「何を使うのか?」よりは、「どう使うか?」が最重要事項であり、全てだからです。
どの出版社も良心的に作っているし、とんでもないものはありませんよ。
だから、どれを選んでも同じ。
使い方が大事なのす。
同じ問題集を使っても、有効活用できる人もいれば、ゴミになる人もいます。
それって、問題集が原因ではありませんよね?
使い方の問題ですよね。
三つだけ
市販の問題集を活用するのであれば、次のような点を意識してほしいと思います。
◆本文中、設問中の分からない言葉を書きだして意味を調べる。
意味が分からない言葉、思っている以上に多いですよ。
「なんとなく」で終わらせない。
◆本文の1文1文の意味を理解する。指や鉛筆でなぞりながら読むのも良い。
とてもいい加減にしか読んでいませんし、文意は理解できていません。
文字を追いかけているだけです。
◆設問の中、問われていることに〇印をつけるなどして丁寧に読む。
これまた読んでいません。あきれるほど読んでいません。
問われていることに対して答えていないのです。
ですので、全体的には、言葉を理解する、意味を理解して読む、何を問われているか確認する、こういった基本的な動作ができていない可能性が高いです。
言い換えるなら・・・現状は、
言葉の意味が分からないまま、本文を好きなように読んで、設問をいい加減に読んで、答えようとしている
ということです。
だから、それを修正していけば良いのです。
と文字面だけで言うのは簡単ですけどね。
お子さんの学力向上を考えるきっかけです。次回は12月開催です。