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きっかけ作り

高松市国語塾EQZ、塾長です。

 

僕は、学生時代(主に中学生頃まで)、科目の中で、国語が一番得意だったわけではありません。一番得意だったのは社会なんですね。

 

テストを受けて、社会で間違えるはずがないと思っていました。満点に決まっていると。

もちろん、努力はしましたよ。好きなだけではありません。だからこそ、自信もあったわけです。

 

ところが、高校入試では1問間違ってしまいました。それも分かっていることを間違えてしまったのです。今でもその問題は覚えています。間違うはずのない問題なのに間違ってしまいました。

 

今でも鮮明に覚えているということは、相当ショックだったんでしょうね。

 

 

社会の学習内容自体が好きでしたので社会の勉強は苦ではありませんでした。

その社会が好きになったきっかけというのがあります。

 

まだ幼稚園児か小学生の低学年の頃です。父親と一緒に風呂に入っていて、何かの話の流れから「地図帳」の話になりました。その時点で私は地図帳というものを知らなかったんですね。

 

「地図帳があったはずだから、後で見せるよ」と言った父親は、風呂から上がるとすぐに地図帳を見せてくれました。

 

「世の中にこんな面白いものがあるのか」と感じたのを覚えています。そこからは地図に夢中です。世界のどこに何という国があって、それぞれどんな国で。日本というのはこんなに小さい国なんだ……等々。

 

これが、僕の社会好きの原点です。

興味は地図だけにとどまらず、歴史分野、公民分野まで広がり、社会に対する興味は今でも続いてます。

 

ですので、私の社会好きを作り上げた親の行動は「地図帳を手渡した」だけです。でも、それがきっかけです。手渡したという行為が、社会マニアの息子を作り上げていったわけですね。

 

そう考えると、親の言動の影響力というのは大きいですよね。

 

 

社会好き、社会マニアになったものの、それとは関係がない仕事になりました。それ以前に、大学の専門も社会系ではありませんでした。

今は、自塾で社会の勉強をする生徒のお手伝いとして活用できていますけどね。

 

まあ、それはともかく、「きっかけ」というのは重要だということを言いたいわけです。

 

自分が選ぶ人生、その選ぶ段階で何かを手掛かりにすると思うのですが、その手掛かりというのは何かのきっかけがあって作られたものではないでしょうか? 親御さんたちも自分の人生を振り返ってみてそういうことってありませんかね?

 

高校を選択したきっかけ、大学を選択したきっかけ、学部を選択したきっかけ、就職する会社を選択したきっかけ、好きになったことのきっかけ、等々。何かがあってその選択をしたはずだと思うんですね。

 

 

そのきっかけを作ってもらいたいと思っているのが、国語の危機を救う具体策:保護者説明会なんですよ。

 

お子さんが読解に関して力をつけるためのきっかけであり、親御さんが我が子の読解力に関して考えるきっかけでもあります。

 

子どもは、学ぶ意欲があったとしても自らきっかけを獲得しに行くということは難しいものです。だからこそ、親御さんがきっかけを作っていくべきだと思います。

 

色々なきっかけはあることと思います。テレビを見ていても何かがきっかけになることもありますしね。そのうちの一つとして、高松高校合格を担う当塾の現場からの提案も大きなきっかけになることと思いますよ。

 

まだ開催日時が決まっていなくて恐縮ですが、予約は受付します。