高松市国語塾EQZ塾長です。
ピカソと読解問題って一見何も関連がなさそうではありますが…。
ピカソのエピソード
こんな話が伝わっています。
ピカソがレストランで食事中に、ファンの人から絵を描いてほしいと依頼を受けた。
30秒で描き上げた絵にピカソは高額な料金を提示したところ、そのファンは、たったの30秒なのに高額すぎるとクレームをつけた。
それに対しピカソは「30秒ではない。30年と30秒だ」と反論した。
ピカソからしたら当たり前の話です。
その30秒で描き上げるスキルはすぐに身につくものではありません。
長い年月がかかっていることは容易に想像ができます。
年月の積み重ね
読解問題もこれと同じだと思いませんか?
入試で90%取れた。
この事実の裏には何があるのか?
入試前に詰め込んで点数が取れたわけではないと思います。
長い長い年月をかけて、地道な努力を継続してきたからこそ、取れた点数のはずです。
ピカソ風に言うと、大学入試で高得点が取れたのは、18年4カ月と80分、ということになります。
試験時間の80分間頑張ったというだけの話ではない、ということです。
積み重ねで成り立つ
何であっても、最初から上手くできることってほとんどありません。
でも、人間って上手くできているもので、繰り返してやっているうちに上手くなるんですよね。
もちろん、個人による程度の差はありますが、それでも、下降することはない。間違いなく向上する。
身の回りを見渡してみても、結局、積み重ねてできるようになったことであふれていますよね。
能力的な面だけではありません。習慣だってそうです。
世の中は積み重ねでできている、と言っても良いぐらいです。
EQZの意識
そういったことを前提にして、高松国語塾EQZでは、何を積み重ねようとしているのか?
読解問題を解くためのテクニック?
はい、それも受験学年になればやりますが、それ以前は、そこまで意識していません。
むしろ、意識しているのは、一言で言うと「視野の拡大」です。「興味関心の幅を広げること」です。
問題を解きましょう…と問題集を広げる前の段階です。
だって、問題集を広げる前に「世の中への理解」「身の回りの理解」「語彙力」等、ある程度勝負はついているのですから。
これを長い年月かけて積み重ねようとしているわけです。
これが当塾の狙いであり、指導の土台であり、国語の本質だと思っています。
どこかの塾で、しょうもない問題を解いて、しょうもない解説を聞いている間に、EQZの子は、新しい世の中を吸収しているのです。
その吸収分は、受験直前になって慌てても追いつけるものではありません。
こういった考えに賛成される方は、当塾をご検討ください…なんですが、
という状況になっているのです。
しばらくお待ちください。