高松市国語塾EQZ塾長です。
真面目な話です。
重要な話です。
日本の人口減少が止まりません。
2022年10月の時点で、1年前より75万人も減ったそうです。
悲観論ばかりではない
この国の将来を悲観する意見が多く見られます。僕もそう感じている側です。
ただ、一方的に嘆くだけではなく、明るいことはないのか? と考えることもあるんです。
悲観的になってしまう大きな要因の一つが、前述の人口減少です。
人手不足がやってきます。
いや、既に到来していますよね。
人がいなくて会社や店を縮小したり廃止したりするケースも増えてきました。
人は足りなくなるのです。
逆説的ですが、ここに大きな希望があるとも言えます。
希少性
希少性:ほしいと思っていてもなかなか手に入りにくいこと
人手不足というのは、有能な人が足りないというだけでなく、そもそもの頭数が足りないのです。「誰でも良いからやって」の「誰でも」が既に足りなくなりつつあります。
ましてや、能力の高い人はますます足りない。
これはチャンスと捉えることはできないでしょうか?
物質的な希少性が高いものは値段は高いものです。
それは、人材面でも同じですね。
すなわち、希少性が高ければ、高い給料で迎えてくれる会社が多い、或いは、起業して成功できる確率が高い、ということです。
希少性が高いとは、能力が高い、技能がある、資格がある等々。
「できること」が多い人材ということですね。
可能性
小学生中学生高校生って、ティーンエージャーじゃないですか。
人生まだ20年も経っていないんですよ。
可能性しかありませんよね。
無限の可能性とは言わないけど、自分の意識次第でどんな人生にでもなり得る、と思うわけです。
非可能性
「誰でも良いから」の「誰」すらいない。頭数すら足りない。と前述しました。
であれば、特別な能力なんかなくても大丈夫なんじゃないの?
と思われるかもしれません。
が、それは多分ないです。
というのは、AIの登場です。
世界中に衝撃を与えるほどのチャットAIが登場しました。
まだ改善の余地は大いに残っていると感じますが、単純なルーティンワーク、問い合わせ対応ぐらいなら、十分対応可能でしょう。
これまたつい最近のニュースにありましたが、銀行で対応型AIを導入すると。
当然、他の業界でも進みます。
今まで、AIより安い賃金で働いてくれていた人間は、AIの進化と共に、「安くても要らない存在」になります。
ですので、誰でもできるレベルの仕事を人間がすることが無くなります。
「誰でも良い」からの「誰」は要らなくなるということです。
可能性を高める土台
ですので、今のティーンエージャー、それ以下の世代の子たちは、「自分の能力を高めていけば可能性はいくらでも広がる」ですし、「AIができないことをやっていく能力を身につけないとあぶれる」可能性も高いわけです。
その基礎になる能力の一つが読解力です。文章を読んでその意味を捉える能力です。
考える力も出発はそこからです。
つまり、文意が分からない子は出発すらできません。
ですので、当然のことながら、
読解力をつける学びを続けるべきだ
ということです。
こういうことが分かる親御さんのために、説明会を実施しております。下記参照してください。
読解がなぜできないのか? できるためには何をすれば良いのか?・・・180人以上が参加した保護者説明会「国語の危機を救う具体策」次回参加受付中です。