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ホラーな実話

高松市国語塾EQZ塾長です。

今回は、怖いお話ですよ。

ホラーなお話ですよ。

でも、法螺話ではありません。

実話です。

 

実話だからこそ怖いこともあるもんで・・・。

 

怖いですから、読み進める覚悟を持ってくださいね。

 

以下、ずっと過去の話にはなるんですけどね・・・。

 

 

 

小学5年生の男の子がいました。

普段から自分の意思を見せない子です。

 

ある時、来塾するなりずっと自分の席に座ったままです。来塾すると問題集やノートをもって僕のところに来ることになっているのに、ぼーっと座ったままです。

 

僕が声をかけました。「どうしたの? 問題集持って来なさいよ」

ぼそっと答えます。

「問題集がない」

 

「なんで? 忘れたの?」という僕の問いかけに彼は衝撃の回答を・・・

 

 

ママが準備してくれてないか

 

 

どうやら、学校でも塾でも習い事でも全て、ママが準備してくれるそうです。ママが準備してくれなければ自分では準備できないそうです。

何曜日に何の習い事・塾があるのかもわからないそうです。ママが全部手配してやってくれるので。

 

 

小学5年生、問題集すら自分で準備できない。

 

 

怖くありませんか?

これ、ホラーでなければ一体何でしょう?

 

 

中学2年生男子。

うちの塾では、持ち帰る問題集は自分で判断して持ち帰ることにしています。

「テストまであと2週間だよ」的なヒントを僕が言うことはありますが、そこから先は各自の判断です。

 

この子は、中2になっても、持ち帰る問題集の判断が自分でできません

判断はママがしています。

 

「今日はそれ持って帰るの?」

「はい、ママにそう言われたので

 

「今日は、問題集はどうするの?」

「分かりません、ママに何も言われてないので

 

 

毎回こんな調子です。

ママが学習内容を把握して、指示を出して、それに沿ってやっているようです。

 

 

ママ管理型学習とでも名付けておきましょうか。

 

 

中学2年生、何を勉強するか考えられない。

 

 

メッチャホラーでしょう?

 

 

 

これは僕が教えた子ではありません。書店で見かけた親子です。

大学受験向けの問題集や参考書のあるところで。

 

ママが一生懸命あれこれ問題集を見ています

その隣で、どうやら高校3年生っぽい男子がぼーっと立っています。

この子は、問題集や参考書には一切手を出しません。

 

ママが全て選んでいるようです。

 

ママの「これが良いんじゃない? あなたに合っていると思う」等という振りに対しても、男の子は反応が薄い。

ボーっと立っているだけ。

 

大学受験が迫っているという段階でも、自分で問題集1冊選ぶこともできないんですね。

 

 

高校生、問題集を選ぶことができない

 

 

書店の片隅でこんなホラー話が起きているなんて・・・。

もう、鳥肌物でしょう?

 

 

 

今回例に出したのは、全部男の子でした。小5から高3まで、なんとなく連続しているでしょう?

 

本当に怖いと感じます。

お化けよりは確実に怖い。

 

 

 

このママさんたち、可愛くて可愛くて仕方ない我が子の一から百まで面倒をみずにはいられないんでしょう。

 

口を出せば出すほど、考える力を奪っていく

ことには思いは至らないんでしょうね。

 

 

この子らが社会に出た時にどうなるのか、考えもしないんでしょうね。

 

 

考える力だけでなく、判断する力、世の中を生きる力、自立性、コミュニケーション能力等々、人生の重要な要素を、こうやって根こそぎ奪うわけです。

 

 

そういった考える力が皆無な子に、EQZはどう対処するか?

 

⇒はい、対処しません。

世の中を生きていない子には対処できないのです。

 

 

挙句の果てに、ママさん「うちの子、国語ができないんです

 

いや、国語じゃないんですよね、それって。

 

自分で我が子の力をコツコツと奪ってきた

 

のだから、仕方ないでしょ? 

その始末は自分でやったら?

 

 

 

さて、当塾の保護者説明会は、お子さんに「自分で考える力」「生き抜く力」をつけたいと願っている方だけを対象にしております。どうぞお越しください。

 

保護者説明会「国語の危機を救う具体策」

2025年1月13日(月・祝)13:30~15:30

 

12月1日より受付開始します。