高松国語塾EQZ塾長です。
当塾には、小学1年生からのお申し込みも年間数件いただきます。読解講座の受講は小学2年生~としているので、事前予約ということで承っています。
小さな学年の子に対しては、むしろ僕の方が緊張しがちです。「できるかな?」「わかるかな?」と結構ハラハラしながら指導していたりします。
勉強なんてかわいそう
そんなわけで、小学2年生で読解講座の受講⇒小学3年生から通塾開始というお子さんもそこそこいます。
小学生或いは幼児~低学年あたりから塾に通っていると
>そんなうちから塾に行くなんてかわいそう
という類の批判も一部ではあるそうです。
かわいそうなのは、そういう感想を持つ側の方です。
まず、学習することを苦行か何かと勘違いしているのでしょう。
また、学ぶことの面白さを自分自身が体験してこなかったから、或いは、学ぶことに嫌な思いでしかもっていないからなんでしょうね。
だから、かわいそうな人なのです。
もう一つ付け加えると、
中学生になってこの問題が分からない方が、何百倍もかわいそうです。
何も読めないに等しいわけですから。
学ぶって面白いんだって
面白かろうが面白くなかろうが、つべこべ言わずにすべきことをこなしていく。
受験生であれば、これはある程度やむを得ません。すべきことはたくさんあります。
ただ、受験学年でないなら時間的、精神的なゆとりは多少あります。その時間と精神を、「自ら学びとることに費やしませんか。目の前のテストの点数を上げるわけではないけど、視野を広げ、興味の幅を広げながら、語彙力を増やし、最終的には読解力を上げていきましょうね」と僕は提案しているわけです。
決して苦行ではありません。
いやむしろ娯楽です。
なんせ楽しみながら学んでいるわけですから。
もうお分かりだとは思いますが、念のため付け加えておくと、EQZでいう楽しさは、「知的好奇心を刺激され、新しい世界を知る楽しさ」です。
大手塾が使う「辞めさせないためにくだらないジョークを言って笑わせる」というレベルの楽しさではありません。
言い換えるならば「学ぶことの本質的な楽しさ」と「稼ぐための上辺の楽しさ」の違いです。
まあ、大手塾って中身がないんだからそうでもしないと生徒が辞めるからね。っていうか続々と辞めていますけど?? 大丈夫?
くだらないジョークにもっと磨きをかける必要があるんじゃないの?
余計なお世話ね。
学年の段差
以下、あくまでも一般的な傾向ですよ。個人別には違いがあります。
僕が指導をしている学年は、結局、小学2年生~高校3年生になります。成長するにつれ、行動や思考が変わってくるのですが、特に思うのは小学3年生と4年生の段差です。
小学3年生までは、言ってみれば幼児期の延長。子ども子どもしています。ちょっと知恵がついてきた幼児、というテイストが強いんですね。
でも、小学4年生になるとかなりしっかりしてきます。言ってみれば小さな中学生。
教科書ベースの学習内容自体は、それぞれの学年に応じたステップを踏んでいるので、ある学年だけが突出して難しくなるという段差は感じないのですが、小4になると、行動面、思考面、精神面で、「お!」と思うことが増えてきます。要は「まるで中学生みたいね」と。
年度当初からの1年間で最も変化が大きいのが小学4年生ではないかと感じるのです。幼児を抜け出して中学生準備が始まる、というイメージですね。
中学生になると
次におもしろい変化があるのは、中学1年生ですかね。
小学6年生で最上級生としての役割を果たしている間は随分成長して大人っぽくなったなと感じるのですが、中学生になるとなんとなく子どもっぽい面が見え隠れします。いわば小学7年生。
ただ、これは本人たちの成長云々というより、相対的なものだと思うんですね。
要は、中学3年生が、ミニ大人的な行動、思考を備え始めるのと比較するからなんでしょうね。
中学3年生はもうほとんど大人と同じですよ。いやそれどころか、受験に向けて課題をこなしていく姿は、暇な時間はスマホをいじり倒しているレベルの大人と比べるとずっと立派です。
そういった中学3年生がいるせいか、中学1年生はまるで子ども返りしたかのように感じるのだろうと思います。
締めがない
と、ここまで書いてきて、この記事には締めがないことに気づきました。結論がありません。単に書き散らしただけになってしまっています。
つまり「だから何?」って言われてお終いということです。
というわけで強引に「お知らせ」で終わらせます。
このブログをご覧になっている塾生の親御さん、新年度の学習要項は2月に入ったら発表します。
新年度の通塾予定(曜日時間)を2月末までにお知らせいただけますと助かります。
1月から読解講座を受講中、或いは受講予定の方の中で、4月からの通塾を希望される方のみ、2月以降に新年度の学習要項をお知らせします。
夏の読解講座をお待ちの方はもうしばらくお待ちください。申し訳ございません。
何もお申し込みがお済みでない方は
・読解講座⇒夏頃の受講になります。残席僅かになってきています。
・保護者説明会⇒以下のリンク先をご覧ください。
保護者説明会「国語の危機を救う具体策」2022年3月13日(日)13:30~15:30