高松国語塾EQZ塾長です。
もういい加減良い年になったにもかかわらず、時々「将来はどんな仕事をするかな?」なんて考えることがあるんですね。
気持ちだけは若いと。
あと思考の若さもあるかな。言い換えると、浅はかさ。
熱烈希望的将来
僕はやってみたいことあるんですよ。熱烈希望しているのは
・野球場のグラウンドキーパー
・ゴルフ場のコース整備
・化石発掘、遺跡発掘
あたりですね。
良い勤め先があれば…と言いたいところですが、協調性がないし、集団では生きていけないし、空気は読みたくないし、人の言うことを聞けない(聞きたくない & 聞くつもりがない)人間なので、どこかに勤めるという選択肢は皆無です。
諦めるしかないか?
と言いたいところですが、そういう人間だからこそ考えるのは、「なら自分で作るか」なんですよね。
でも、化石や遺跡は作れないし、ゴルフ場もかなりハードルが高い。となると作るのは野球場です。これは行けそうか?
というわけで、どこかに野球場を作れる場所ありませんかね? あれば教えてください。
自力で野球場を作ったら、塾の先生をやめてグラウンドキーパーになるかもしれません。
まあ、妄想です。
来世は最初からグラウンドキーパーを目指したいと思います。
バイアス
保護者説明会に参加していただいた方はお分かりだと思いますが、僕は説明会をする際、必ずバイアスについて触れます。
バイアス・・・偏見ですね。意見、考え方の偏りです。
どういう背景があって今の自分があるのかを、簡単に説明します。「僕の意見には偏りがありますので、それを了解の上でお聞きくださいね」というつもりです。
それは、大げさに言うと、公平性、透明性だと思っています。
というわけで、以下の文章もバイアスがかかっています、という旨を予めお伝えしておきますね。
「組織に属さないことを選んだ人間の言うこと」、というバイアスです。
天国はここにあった
もう会社勤めを辞めて独立してから20年近くになります。
自分でビジネスをするようになると、サラリーマン時代には分からなかったことが分かってきます。その最も大きなこととは
・天国はここにあったんだな
ということです。
「何だったんだ、あのサラリーマン時代っていうのは。こんな世界があるんじゃないか。最高じゃないか。やっと自分の人生を生きられる時がやってきた。さあ、自分の人生を生きよう」と思わずにはいられないわけです。
サラリーマン時代:次の休日を指折り数える。ストレス溜まりまくりで毎年健康診断で引っ掛かる。仕事は忖度、根回しが多く、好きなことはほぼできない。
現在:年間休日0日だがストレスも0。健康診断は何も引っ掛からなくなる。仕事は誰に気兼ねすることなく100%自分の思うとおりに進められる。
誰かが敷いたレールの上を走る人生から、野山だろうか海だろうが好き勝手に走れる人生に変わったわけです。レールは自分で敷けば良い、というかそもそも敷く必要もない。
「特別な能力があるからできたのでは?」
違います。絶対に違います。
僕は超凡人です。100%完全無欠の凡人です。特別な能力は皆無です。
でも、どうにかやっていけているのは、まさに時代だと思うんですよね。
何かを継続するとか、誠実に対応するとか、良質のものを提供するとか、そりゃもちろん必要なのですが、それでも、凡人がやっていけるのは、この時代背景があります。
「個が輝ける時代」です。
自分の力だけで食っていくことが可能になったのです。
いや、それ自体は大昔からあったと思いますが、より成功しやすくなったということです。
この時代背景を生かさない手はないのです。
昭和じゃないんだから。
証明済み
いざ、独立起業してみると、サラリーマン時代には出会えなかった人種にたくさん出会います。
仕事をしている人って、ざっくりと分けると、会社勤めの人、事業主(独立独歩でビジネスを行っている人。個人事業主、法人経営者問わず)になります。
この2つのグループは全然別の世界を生きていることに気づきます。いつしか僕も付き合う相手(話をしたりご飯を食べに行ったり)というのは事業主しかいなくなりました。
そんな中の大きな気付きは
・事業主なんてべら棒に(かなりの数)いる。
ということです。
世界が変わると、見えることが変わるという良い事例です。
そして、その中の多くの人がインターネットを活用してビジネスをしています。もちろん僕もそうです。
スペシャルな能力がなくても、凡人であっても、自分一人でビジネスをして生きていくことは既に可能になっているのです。証明済みなのです。
だから、自分でビジネスを始めるという選択肢は、今の若い人たちには大いに持っておいてほしいと思うわけですね。
だから個
東大のある教授が言っていました。「自分のゼミでは、優秀な順に起業する」と。もうどこかに就職する前に起業してしまうのだそうです。
時代から取り残された古く臭い考え方をしている人が牛耳っている会社なんか、そういう優秀な人から見ると何も魅力がないんでしょうね。
まあ僕ですら魅力は感じませんが。未だに、紙、FAX、ハンコ、とか・・・。「お前の脳みそは昭和のままなんか?」と言いたいわけです。
今後、ますます起業のハードルは下がり、個が活躍できる時代になります。既にそうなっているわけですから、これが逆戻りすることはありません。もうインターネットがない時代には戻らないのと同じことです。
ただ、全員が上手くやっていけるわけでもないことも事実です。
だからこそ、個の能力が必要なのです。いかに自分の力を高めるかが勝負です。今の小学生中学生はまだ専門性の能力はなくて良いのです。それはもっと先に考えれば良いのです。
今必要なのは、読んで理解する能力(語彙力も含む)、人の話を聞いて理解する能力、自分の意見を正しく伝える能力、思考方法、そして、視野を広げること、だと思うんですよ。それがすべてのベースになりますから。それがない人は、それ以上のことはできないんです。
僕は国語塾の先生ですから、起業教育をしようというわけではありません。が、起業をすることも可能性の一つとして、その準備段階として、生徒の学力を向上させようと思っているわけです。
塾屋なんだから合格が大事なのでは?
はい、分かっています。そんなの100万年前から分かっています。
上記の能力を高めていれば、受験なんか屁ですから。
あ、僕が指導すればね。
保護者説明会「国語の危機を救う具体策」2022年3月13日(日)13:30~15:30
お子さんの学力を真剣に考える親御さん専用の説明会です。具体的なヒントを提示しますのでご活用ください。