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子供の将来を考えるとこうなる

ここは国語に関する内容ではありません。

今回「金融・資産・運用」等に関してセミナーを開こうと思った、私自身の考えに関して述べます。

 

 

まず大前提として考えなければならないのは、これからの日本は今までの日本と時代背景が違うということです。

人口が増え、少数の老齢者(年金で暮らす人たち)を多くの生産世代(働いている人たち)が支える構造は既に終わりました。

多数の老齢者を、少数の生産世代が支える時代に突入しています。

これは純然たる事実であり、かなり真剣に考えなければいけない問題だと思っています。

言ってみれば、

平成生まれの人は昭和生まれの人の老後を支えるために大きな負担を背負う

ことにもなるのです。

言い方は違えども、そういう面は大いにあります。

更に過激な言い方をすれば

平成生まれの人は今以上に税金や社会保険料が重い負担

になります。

これも疑いようのない事実です。疑うとかどうとか以前に、既に現時点でそうなってきていますよね。

ですので過激でもないですね。

どんどん課税が強化されていっています。見えやすい消費税なんかは大騒ぎするので慎重かもしれませんが、見えないところで増税の動きは進んでいます。

 

更に怖いことに

税金や社会保険料の負担が重い割に年金などの見返りはほとんどない

税金や社会保険料があがり、年金受給額は減る。これは確定事実です。

繰り返しますが、今でもそうなってきているのですから。今後ますます高齢化が進みますので、この動きが止まることはありませんよね。止まる要素が何一つありません。

 

昭和生まれの人はまだ逃げ切りセーフなのかもしれませんが、平成以降の生まれの人は逃げきれません。今まで以上の税負担、社会保険料負担、そして、ほぼ見込みのない年金という運命にあります。

 

最近になって国が、NISAとかIDECOとか推進し始めていますよね?

絶対に裏がありますよね。

会社の定年を延長するとか、柔軟な働き方を推進するとか言い出していますよね?

絶対に裏がありますよね。

 

国の人口構造、国が言い出していることの裏、そして、政治家の無責任な姿勢を合わせて考えれば、僕には次のように言っているとしか考えられません。

これからの世代の人には十分な年金が準備できませんよ。だから自分で稼いでね。国を頼られても困るから。

これも私の中では確定事実です。

20年後50年後を見据えて政策を実行しようとする有能な政治家がいない悲劇です。だから、せめて「逃げ」を打っておこうとしている、としか思えません。

 

 

昭和生まれの人は、ある程度の年金が準備されて、社会保障関連の恩恵を多少なりとも受けることができるでしょう。

でも、平成以降の生まれの人にはそれがほぼありません。

だから、せめて平成生まれの我が子に対して何か考えておいてやるのは、昭和生まれの世代の責務だと思っています。

 

そういう意味で、「何が考えておいてやる」ことの一つに「学び」や「機会」がありますよね。それは皆さんお考えで、だからこそうちの塾にも来ていただいていると解釈しております。

そして、他に考えられることとしては「資産」があると思うのです。

 

幸い、良い人と巡り会いました。ソニー生命の立花さんという人です。だから、上記の意味から投資に関して、「我が子に何か残しておくこと=ここでは資産」を考えるきっかけにしてほしいと思ったのです。

 

売り込みではありません。勉強会です。きっかけです。

そもそも、立花氏からすれば、参加者の名前も何も知らないのだから売り込みようがありません。

 

 

まあ、人それぞれ価値観は様々ですので、いろんな考え方はあるわけですが、「お金の話なんか、はしたない」「子どもにお金の話なんか」という考えもあることでしょう。

でも、僕は違うと思っています。絶対にしておくべきだと思っています。

 

学校教育では通り一遍の知識だけで、生活に根差した知識は教わっていないと思います。となると、もう家庭で金銭の教育はしなければならないわけです。子どもがそれなりの年齢(中学生なら十分)になったら金銭教育は必須アイテムです。

お金に関する知識の欠如、及び、読解力の欠如が、例えばカード会社のリボ払いなんかに手を出して破滅への道に陥る要因になっていると思っています。

 

ちなみに、小学生対象の教養読書の会では、お金関連の書籍を選ぶ子は多いです。興味あるんですよね。

 

だから、「お子さんに対する金銭教育のきっかけとしてもセミナーをご活用ください、まず親御さんが勉強していきませんか?」というつもりで開催します。

 

立花氏はあちらこちらで、同じような講演をしています。金融機関の職員の方にもレクチャーするほどです。お金に詳しい人でも驚くことがあるそうです。そういった有益な知識をこの機につけていきませんか。