大学受験の共通テストに関するお話です。
更に強化
2025年の共通テストから、国語の入試でマイナーチェンジがあります。
現代文が今までの2問から3問に増えます。
※古文漢文は各1問と変更なし。
そして、それに伴い、試験時間が80分から90分に拡大されます。
読む能力
国語だけでなく、英語も長文化の傾向があります。
数学や社会でも、長い問題文を読まなくては問いにたどり着けない傾向があります。
共通テストになってから特に顕著なのが、この「読む力を問う」問題が増えていることです。
今回の、国語の設問増加、時間枠拡大もその傾向が表れた施策だと言って良いでしょう。
普及
共通テストは、国が主催する、大学受験向けの全国レベルの試験です。
いわば、受験界のメインの入試だと言っても良いでしょう。
ですので、この問題の傾向は、大学受験の世界だけにとどまらず、全国の各地の入試問題に影響を与えます。
全国各地の高校入試では、既にその傾向が明確に表れています。
共通テストを意識した問題構成になってきているということです。
つまり、読む力を問う問題が増えているということです。
疑惑
ですので、入試などのテストで点数を取るというのは、読む力をつけることと同義だと言っても良いぐらいです。
お子さんが、テストでなかなか点数が取れないという場合、まず疑ってみてください。
「読めてないのではないか」と。
ほとんどの子は。読めていません。
正確に言うと、「文字は読めているけど文意は理解できていない」のです。
対策
共通テストの問題はオープンになっています。誰でも見ることはできます。
であれば、どんな問題なのか? どんなレベルなのか、確認ができるわけです。
それを踏まえると、何をしなければいけないのか、分かってきます。
しかも、長い長い年月を掛けなければいけないことも分かってきます。
分かっているのだからやるしかないのです。
将来に向けて
共通テストでは「読む力を問う」傾向が強くなっています。
その趣旨は、全国各地の入試問題に波及します。
つまり、今後の入試は全国的に「読む力を問う」問題が増えるということです。
決定事項なのです。
お子さんの「文意を理解する力」に早く気付いてください。
学年相応の文章の文意が理解できていれば良いです。
しかし、文意が理解できていないことに気付いたら、早く対策を立ててほしいと思います。
具体的な対策は、保護者説明会「国語の危機を救う具体策」にてお話しています。
一度お越しください。