ltd 小学生の部に関して

この夏には読解講座にて大変お世話になりました。有難うございました。まずは御礼申し上げます。

皆様から御要望をいただきました9月からの通常授業に関して、『2020年9月からの受け入れはしない』という判断をしました。

これは、お子さんやご家庭に問題があるわけではありません。100%、私の方の問題です。その「私の方の問題」に関してご説明しておきます。



最大の理由は「受験生を優先したい」ということです。

今年も、中学3年生が在席しております。当塾のようなタイプの塾には、救済的な役割があり、例えば「他の科目は高松高校合格ラインまで行っているのに、国語だけがダメ」というタイプのお子さんが多いです。

そういった子たちに点数を取らせるように指導して合格を勝ち取ってもらうわけですが、それなりに労力を要します。その「受験を目前にして合否がかかっている子」への指導が、やはり私の中では優先的になってしまうのです。

これは、今年に限ったことではありません。毎年そうです。ですので、毎年、中学3年生以外は、3月の入試が終わるまで入塾を待っていただくこともしばしばあります。



事前面談時にお話ししていなかったかと思いますが、本業として、経営コンサルタント業をさせていただいております。

経営指導をしているクライアント企業さんは、全国に散らばっております。基本的に平日は出張に出ており、高松にはおりません。当然、学習塾も開けません。※今年に限ってはコロナの影響で高松にいることが多いですが。

ですので、普段は金土日をメインに開校しております。(あとは長期休暇中)ですので、開校している日数時間が少ない分、受け入れられる人数も少なくなります。


主にそのような理由があり、2020年度の9月からの小学生の受け入れは、一旦見合わさせていただければと思っております。

ただ、2021年度からは、小学生のお子さんたちを受け入れることが可能な態勢で物事を考えておきます。2月か3月頃にご案内をお送りします。



以下、通常授業の状況です。今年度の要項を元にだいたいこんな感じという提示になります。

■ 通塾日程 ※以下の日程表はサンプルです。
・週に1回、1か月度に3回の授業日数です。
・1回あたりの授業対象曜日は金曜日~日曜日の3日間になります。
・事前に、学期単位ぐらいで日程を発表しています。
・全学年共通です。

■ 通塾時間・時間帯
・下の表の青い部分が開校している時間帯です。この時間帯の中のどこかで通塾すれば結構です。
・1回の授業時間:小学6年生の受験生…120分、それ以外のお子さん…90分の予定です。
・原則的な通塾時間(例:毎週土曜日15:00~)は決めていただきますが、変更は随時可能です。

■ 指導内容
・国語を指導します。初見の文章の読解が中心です。その他に、教科書対応の問題集も準備します。
・同時間帯に最大10人までの個別指導形式です。

■ 長期休暇中の講習
・夏は実施します。春は実施できると思います。冬は実施しない予定です。受験が近いかどうか、時間が取れるかどうかで判断しています。※小学6年生の受験生は冬期講習も実施します。
・実施する際は、今回の夏の講座と同じように、開校している日程時間を提示しますので、その中からご都合に合わせて選んでいただければ結構です。

■ 費用 ※全て税込みでの予定費用です。
・入塾金:不要
・年間教材費:小学6年生の受験生30,000円程度、それ以外のお子さん20,000円程度
・月額受講料:小学6年生の受験生20,000円程度、それ以外のお子さん15,000円程度 


通常授業の要項としては、上記のような感じになります。



語彙力のない子は救えない

夏に来てくださった小学生の皆さんは、全員が優秀なお子さんで、指導内容面で困るようなことはありませんでした。その調子で今後も頑張っていただきたいと思います。

一つ、ご提案です。

保護者説明会でもお話した「語彙力」「前提力」をつけることを意識していただければと思います。今回の受講で「お子さんたちに語彙力不足が見られた」という意味ではありません。将来的に、誰にとっても語彙力は大きな影響を及ぼすようになるはずです。

受験間近の中学3年生を見ていて毎年痛感することなのです。結論から言うと、

「語彙力」「前提力」のない子は救えない

です。「どうやって答えを探し出してくれば良いか?」「どうやって記述すれば良いか?」という解き方のテクニックはありますが、あくまでもそれは、「読める子」という前提があります。

語彙力がなくて文章が読めない子、前提力がなくて何の話をしているのか分からない子は、それ以前の問題であって、テクニックを身につけたところで意味がないのです。いや、それどころか、私が伝える解き方のテクニックすら理解できません。

つい最近もこんな事例がありました。以下の青文字の部分が設問対象になっていたのですが……

目利きとしての名声をほしいままにしているその老人は、同業者からの突き上げに対しても動じる気配は見られなかった。

「目利き」「名声」「ほしいまま」「突き上げ」「動じる」

これが、生徒が分からなかった言葉です。この文で5単語も意味が分からないのです。もう手の打ちようがないのです。ここで問われる設問は捨てるしかありません。

テクニックがどうのこうのという以前の問題であることがお分かりいただけると思います。

テクニックは重要です。ちゃんと正解をとれるか否かという点では、必要な要素です。しかし、読めていない子にはほとんど意味がないのです。文章自体の意味が分からないので、解く以前の問題なのです。

語彙力が足りないのであれば、語彙力を増やせば良いのでは? 

はい、理屈としては全くその通りなのですが、間に合わないのです。中学3年生でこの状態だと、上位校合格には到底間に合いません。一気に短期間で身につくものではないのです。

だからこそ、まだ小学生の頃からコツコツと語彙力をつけていく必要があると感じています。



語彙を積み重ねる

夏に使ったのは、通年用の教材です。分量がそれなりにあります。まだやり切れていない問題が残っています。それはぜひ活用していただければと思います。

授業中にも「問題文を読んで、意味が分からない言葉に印をつけよう」という作業をやってもらいました。お子さんたちはそれを覚えていると思います。であれば、それは継続していただきたいと思います。

・意味の分からない言葉に印をつける
・意味を調べる →  辞書でもインターネットでも可
・例文を読みながら書き写す or 書き写してから読む
・その言葉を使って自分で例文を作ってみる
・それを読み上げて、親御さんが確認する

というような勉強を続けていただければ何よりです。

一つ一つ地道に積み重ねていく、ということです。これ以外に方法はないと思っていますので。



丁寧に読む

もう一つだけ。

それなりに読める子が点数をとれないのは、「設問に答えていないから」です。間違いは、本文の読み間違いではなく、設問の読み間違い、或いは、そもそも設問が読めていないから、です。

間違いの95%は設問に答えられていないからだ、という感触があります。

ですので、今回の読解講座では、「丁寧に読もうね」という意味を込めて、設問に線を引いたり印をつけたりしてもらいました。

そのクセは継続して身につけてほしいと願っています。



勝手を申します。

語彙力をつけて、定期的に読解問題を解き進めるために、塾に通うのは一つの方法だと思います。ですので、本来なら当塾でも受け入れるべきだとは十分理解しておりますが、半年だけお待ちいただけませんでしょうか。

今回、夏の講座に来ていただいた皆さんは、来春からの通塾のご希望をいただければ優先的に席を確保します。

何かと勝手を申します。何卒よろしくお願い申し上げます。

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